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DeNAの「MERY」が写真をパクり、それを他サイトがパクる。被害は終わっていない

2017/3/31(金) 16:30配信

BuzzFeed Japan

「出典:MERY」パクリ連鎖

B氏を悩ませているのは、DeNAの対応だけではない。

MERYに盗用された画像が、MERYを出典として、他のキュレーションサイトやアフィリエイトサイトにさらに盗用されていたのだ。

把握している範囲で、計11サイト。そのうち5サイトがMERYを出典として画像を盗用。他の6サイトは出典表記がないが、記事の内容がMERYの当該記事と似ているため、MERYの影響で画像が盗用された可能性があるとB氏は見ている。各サイトの画像盗用記事の掲載時期を比べても、MERYが最も古い。

これらには、東証一部上場企業が運営するメディアも含まれていたという。

画像盗用サイトの一部は、B氏の申し出に応じて画像を取り下げた。B氏は各サイトに損害賠償請求もしているが、その多くは応じていない。

いまだにMERYを出典としてB氏の画像を掲載し続けているサイトには、相席居酒屋の紹介サイト「相席ナビマガジン」、アフィリエイトサイト「話題の言葉 関連グッズ!」などがある。

B氏は画像盗用サイトへの削除依頼を12月から続けている。

「(サイト運営者の)中には、『MERYに責任がある。なぜこちらに連絡してくるのか!?』と納得されないところもありました」

こうしたやり取りは深夜にまで及ぶこともあったという。

迷惑料に「侮辱された思い」

B氏がMERYに盗用された画像は1点、3箇所。

MERYを出典とする盗用サイトとの交渉を続けるB氏にDeNAが提案した「ご迷惑料」は、1000円だった。

「納得してくれるなら連絡してくださいとのこと。最初に感じたことは、信じられない、悲しい気持ちでした」

「担当者さんとのやり取りのなかで感じていた信頼関係が崩れていきました。その後に、いまさらこんなことを言ってくるということはバカにされていたんだと、侮辱された思いでした」

DeNAは現在、一部のウェブサイトに謝罪広告を掲出し、キュレーションメディア問題に対する相談窓口を案内している。

謝罪広告を見て、B氏はこう言う。

「表向きのポーズは立派です。でもその裏ではまた、透明性を欠いたことや被害者とのコミュニケーションを欠いた一方的なやり方をしています」

B氏は納得できる説明を求め、DeNAとのやり取りを今も続けている。

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最終更新:2017/3/31(金) 16:30
BuzzFeed Japan

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