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【MLB】WBCでも圧倒的存在感 モリーナがカージナルスと3年70億超で契約延長へ

3/31(金) 11:40配信

Full-Count

スター捕手が2020年、38歳シーズンまでカージナルス在籍へ

 カージナルスが、メジャーNO1捕手のヤディアー・モリーナと3年最大6500万ドル(約73億円)で来季以降も契約延長することに合意したと米メディアが報じた。モリーナは今季まで5年契約を結んでおり、来季の契約延長は球団と本人が権利を持つ相互オプションとなっていたが、これで38歳となる2020年シーズンまでカージナルスに在籍することになった。

日本人最高は…衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング

 モリーナは2000年にカージナルスに入団したスター選手。04年にメジャーデビューすると、昨季まで1611試合に出場してきた。強肩、キャッチング、リード、精神力など捕手として必要な能力を全て兼ね備え、08年からはゴールドグラブ賞を8年連続で受賞。オールスターにも7度出場している。生涯打率.285と打撃にも定評があり、強豪カージナルスの中心選手として、7度の地区制覇、4度のリーグ優勝、2度のワールドシリーズ制覇に大きく貢献してきた。

 米「FOXスポーツ」の敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏はカージナルスとモリーナの契約延長交渉について、来季以降の3年契約が最低でも5500万ドル(約61億6000万円)になるとレポート。新興メディア「ファンラグ・スポーツ」のジョン・ヘイマン記者が両者の合意を伝えると、ローゼンタール氏は契約総額が総額で5500万ドルから6500万ドルの間になると報じた。

WBCではプエルトリコ代表を牽引、強烈なリーダーシップとスポーツマンシップが話題に

 モリーナはプエルトリコ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも4大会連続で出場しており、今年の第4回大会では2大会連続の決勝進出に大きく貢献。チームを力強く牽引するリーダーシップ、グラウンド上での圧倒的な存在感は、今大会も際立っていた。

 WBCでは、試合中に見せる“超一流”のスポーツマンシップも話題に。オランダとの準決勝終了後には、大活躍しながらも敗戦にショックを受けていたバレンティン(ヤクルト)の肩を抱き、慰める姿が感動を呼んだ。また、決勝戦で米国に大敗した後には、プエルトリコ代表は全員で円陣を組んでから、夜空に腕を挙げて神に祈りを捧げ、マウンド上で喜びを爆発させるチームUSAに向けて青いキャップを脱いで指し示した。チームリーダーのモリーナが率先して脱帽し、他の選手がそれに続いた。まさかの大敗で2大会連続の準優勝という悔しい結果に終わりながら、試合直後に勝者を称えるジェスチャーを見せたことに、世界の野球ファンから称賛の声が集まった。

 昨年のマーリンズ戦では、当時メジャー通算3000安打に迫っていたイチローに敵地セントルイスのファンが拍手を送る時間を作るため、あえて立ち上がってプレートの前でゆっくりと振る舞うという粋な計らいを見せていた名手。「尊敬している」という背番号51に敬意を払うことで、感動的なシーンを生み出していたが、今回の契約延長でカージナルスの“レジェンド”というモリーナの立場も確固たるものになりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:3/31(金) 12:20
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