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YKKの省エネ街区第3期完成 エネルギー5割削減目指す 

北日本新聞 3/31(金) 16:51配信

 YKKが黒部市三日市で進める省エネ街区開発事業「パッシブタウン」第3期街区の一部が完成し、モデルルームの内覧会が31日開かれた。同タウンでは初めて既存の社宅を改修し、断熱性能を高めた。北陸の一般的な集合住宅に比べて、冷暖房や給湯などに使うエネルギー消費量の50%削減を目指す。

 完成したのは第3期街区(敷地面積4871平方メートル)のJ棟。鉄筋コンクリート一部鉄骨4階建てで、延べ約1700平方メートル。ワンルームタイプ29戸、メゾネットタイプ8戸の計37戸ある。外壁の一部などには県産のスギを用いた。国内の集合住宅では初となるドイツ・パッシブハウス研究所による国際的なエネルギー建築評価規格の認定取得を計画している。もう1棟のK棟は6月に完成する予定。

 既に入居者を募集している。家賃はワンルームタイプが月税別9万8千円、メゾネットタイプが同10万2千円。

 同所で完成式が行われたほか、吉田忠裕YKK会長と、設計したキーアーキテクツの森みわ社長、吉田和裕YKK不動産取締役業務部長が会見した。吉田会長は「リノベーション(改修)によってパッシブ性能が高い建物に変えられるという実証ができた。今後、国内で同様の取り組みが進められるであろうが、一つのケーススタディーになればいい」と話した。

 パッシブタウンは2025年までに全250戸の集合住宅を建設する。内覧や入居の問い合わせはパッシブタウンのホームページ、https://www.passivetown.jp/

北日本新聞社

最終更新:4/14(金) 11:24

北日本新聞