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豪華マンション船が金沢寄港 クルーズ今年第1号

3/31(金) 1:39配信

北國新聞社

 金沢港に30日、今年最初のクルーズ船となる米国籍のラグジュアリー船「ザ・ワールド」(4万3524トン)が寄港し、船旅シーズンの幕が開いた。今年は10月まで過去最多の54本のクルーズ船が寄港する予定で、本州日本海側でもトップクラスとなる。県は金沢がクルーズ拠点港として飛躍するための「正念場の一年」になるとみて、乗客確保や岸壁整備に力を入れる。

 今年の入港第一号となった「ザ・ワールド」は、世界で唯一の分譲マンション型客船で、分譲価格は億単位といわれる。富裕層が船で暮らしながら世界を旅しており、金沢へは2014年に続いて2度目の寄港となった。

 御供田埠頭(ふとう)に降り立った乗客はバスやタクシーなどで金沢市内や能登、富山への観光に出掛けた。船は一晩停泊し、31日午後6時に、次の寄港先である佐渡に向けて出航する。

 今年入港の54本のうち、金沢を出発地や終着地とする「発着クルーズ」は40本に上り、クルーズ前後に県内で宿泊する客を含めて、高い経済効果が期待される。欧米の富裕層が多く乗船する海外ラグジュアリー船も19本入る予定だ。

 一方で、乗客の手荷物検査や出入国審査を仮設テントで対応するなど、クルーズ受け入れ体制が整っているとは言えず、県は新年度から、「金沢みなと会館」の改築など港湾整備事業に着手し、19年度末までの完成を目指す。

北國新聞社

最終更新:3/31(金) 1:39
北國新聞社