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母娘2代Vリーガー誕生へ…同じ葛和監督に師事

スポーツ報知 4/2(日) 7:03配信

 1月の全日本高校バレーボール選手権(春高バレー)に出場した旭川実のミドルブロッカー(MB)浜辺優愛(18)が1日、V・チャレンジリーグ1の仙台ベルフィーユに入団した。母・純未さん(かすみ、43=旧姓・大谷、現札幌大コーチ)もNECで活躍した元Vリーガー。全日本、NECで指揮を執った葛和伸元監督(62=現仙台)のもと、親子2代で指導を受けることになった。

 自然と気持ちは高ぶっていた。実家のある札幌市内。まだ肌寒い体育館で、浜辺はスパイクを打ち込み仙台へ飛び立った。「楽しみです。まずはプレミアに昇格して、母がかなえられなかった日本一の夢をかなえたい」。新天地での活躍を誓った。

 仙台を率いる葛和監督は1997~00年に全日本女子を指揮した名将。NECの黄金期を支え、熱血監督として名をはせた。浜辺の母・純未さんもNEC時代の教え子。親子2代で指導を受けることとなり、純未さんは「精神的にも技術的にも鍛えられるはず」と期待を込めた。

 純未さんは1992~94年までプレーも故障で引退。3年後にチームは優勝するなど、悔しい思いを味わった。その話を当時、小学5年だった浜辺が親戚から聞き「じゃあ私が日本一になる」と宣言。その一言が、バレーを始めるきっかけになった。

 旭川実では力強いスパイクを武器に1年春から出場。しかし、1年秋に右足首じん帯損傷の大けがにも見舞われ「バレーから離れようと思った時期もあった」。だが、続けてこられたのは幼い頃の約束があったからだ。「日本一を取るまでバレーはやめない」。夢は娘に託された。親子2代での挑戦が今、始まった。

 ◆浜辺 優愛(はまべ・ゆうあ)1999年2月23日、札幌市生まれ。18歳。拓北小5年から母の影響でバレーをスタート。進学した旭川実では1年時から試合に出場し、3年連続で春高バレー出場。171センチ、58キロ。右利き。家族は両親。

最終更新:4/14(金) 14:07

スポーツ報知