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【F1】安価でシンプルなエンジンへ、”パワーユニット”廃止で大筋合意。『F1の方向性』決まる?

4/2(日) 1:37配信

motorsport.com 日本版

 2021年以降のF1エンジンのルールの方向性を決めるべく、協議が行われていたが、現行のターボ&ハイブリッドシステムを備えた”パワーユニット”は廃止される方向で大筋合意されたようだ。

【写真】複雑さを極める現代F1の『パワーユニット』 2021年以降はよりシンプルなエンジンに。

 協議には、FIAや現在F1に参戦している自動車メーカーのほか、フォルクスワーゲングループなど、F1に参戦していない有力メーカーも参加。今後のF1の方向性を話し合っていた。

 この結果、いくつかの技術は残されるものの、現在の1.6リッターV6ターボエンジン&ハイブリッドは廃止される可能性が高い。

 エンジンの正確な仕様を決定するにはもう何年かかかるだろう。しかしFIAは、土曜日に声明を発表した。

 声明では、F1エンジンは市販車との関連性を保ちながら、同時によりシンプルで、開発費用の安いモノにするという合意に達したと述べられた。

 さらに、エンジンは高い出力レベルを保ちながら、より素晴らしいサウンドと”ドライバーが常に激しくプッシュできる”ようにすべきという要望が寄せられたという。

 現在のレギュレーションでは、レース中に使用できる燃料は105kgに制限されているが、後者の要望に従うなら、燃費を制限するようなルールは廃止される可能性が高い。

 FIAのジャン・トッド会長は、「私はこの協議にとても満足している。そして、このような重要な技術領域で、とても多くの関係者とFIA F1世界選手権の方向性について合意できたことに、大きな満足感を覚えている」と語った。

「もちろん、我々は2021年のパワーユニットの詳細な部分までを議論し、決定していかなければならない。しかし、我々は正しい一歩を踏み出した。私は、将来のF1にとってベストな決定を下すプロセスに取り組むのを楽しみにしている」

Jonathan Noble