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ドキュメンタリー映画『ぼくと魔法の言葉たち』が描く、“ディズニー・セラピー”と自閉症の少年が起こした奇跡

4/2(日) 10:40配信

dmenu映画

今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネートやアニー賞特別業績賞など高い評価を得た感動作『ぼくと魔法の言葉たち』。 本作は2歳の時に突然言葉を失った、自閉症の少年オーウェン・サスカインドが“ディズニー・セラピー”で言葉への理解を取り戻し、家族や周囲の人々のサポートを得ながら自立へと動き出す過程を追っています。

本作とオーウェンの父親ロンが執筆した書籍「ディズニー・セラピー自閉症のわが子が教えてくれたこと」によって、オーウェンの奇跡の物語は、“ディズニー・セラピー”の成功例として広く世界へ知られることになりました。監督は、『Music by Prudence(ミュージック・バイ・プルーデンス・原題)』で、第82回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞し、オスカーを手にした初の黒人監督となったロジャー・ロス・ウィリアムズ。来日したロジャー・ロス・ウィリアムズ監督にお話を伺いました。

Q:どのようにして、このプロジェクトがスタートしたのですか?

ロン・サスカインドとは15年来の友人で、かつてABCやPBSの多くの番組で一緒に仕事をしたんだ。ロンはピューリッツァー賞を受賞した作家で、彼の息子オーウェンについての書籍「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」の著者でもある。ロンは執筆中にその本のことを話してくれ、私はすぐにこれは素晴らしい映画になると思い、プロデューサーのジュリー・ゴールドマンと一緒にドキュメンタリー化権を取得し、A&Eインディフィルムズ社のモリー・トンプソンへ企画を持ち込んだ。約2年前の話だよ。

Q:ロンの著書「ディズニー・セラピー自閉症のわが子が教えてくれたこと」を読んだ感想を教えてください。

初めて読んだ時から、とても心を動かされた。サスカインド家の信じられないほどの愛と勇気だけではなく、彼らが直面した困難と、それをどう乗り越えたか、という点もだ。オーウェンがディズニーの脇役キャラクターたちと一緒に頭の中に作り上げたカラフルな世界、そしてロンが独自のやり方でそれに命を吹き込んだという事実にも感動したよ。

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最終更新:4/2(日) 10:40
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