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船橋に新しい北部清掃工場完成 余熱利用温浴施設も開業

4/2(日) 12:00配信

千葉日報オンライン

 千葉県船橋市が建設を進めていた新しい北部清掃工場(愛称・ふなばしメグプラ)と、隣接する余熱利用温浴施設「ふなばしメグスパ」が1日、いずれも竣工(しゅんこう)した。新工場はごみ焼却熱を利用し旧工場の約6倍に当たる電力を生み出す。同日、利用が始まったメグスパには大浴場、歩行浴プールなどが備えられている。

 旧工場隣に建設された新清掃工場は、地上6階延べ床面積9077平方メートル。焼却炉(3炉)の処理能力は1日381トン。ごみを火格子(ストーカ)の上でゆっくり移動させながら燃焼するストーカ方式を採用したことで、安定した燃焼を行うことができる。

 焼却熱を利用した発電能力は1日8800キロワット。年間5700万キロワットを発電でき、一般家庭約1万世帯分に当たる4500万キロワットの余剰電力を売電することで、約5億円の収益を上げられると見込んでいる。

 動画やパネルを利用し子どもから大人まで、楽しみながらごみ焼却や発電の仕組みを学べる見学会(月~金曜日)も行われる。

 メグスパは平屋建てで延べ床面積2226平方メートル。焼却熱を利用した二つの大浴場、歩行浴プール(全長15メートル、3レーン)のほか、トレーニングルームや地元野菜などを販売する産地コーナー、軽食コーナーなどがある。

 工場、メグスパの建設工事と旧工場の解体を合わせた費用は149億1693万円。旧工場の解体作業は今月から約2年半かけて行われ、跡地は「街角広場」(仮称)として活用される。