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【スーパー耐久】開幕戦ツインリンクもてぎ:ST-Xクラスは王者スリーボンドGT-Rが貫禄の優勝果たす

4/2(日) 19:03配信

motorsport.com 日本版

 2017年のスーパー耐久シリーズ開幕戦もてぎは、参戦車両がクラス別に2つに分けられ、土曜日と日曜日にそれぞれ200分のレースが行われた。2日は、FIA-GT3マシンで争われるST-Xクラスを含むグループ1の決勝が行われ、内田優大/藤井誠暢/平峰一貴組の#1スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが貫禄の走りを見せ、ST-Xクラス開幕戦優勝を飾った。

【写真】スーパー耐久開幕戦もてぎ、グループ1の決勝スタートシーン

 1日に行われた公式予選では雨上がりの中で路面コンディションが変わる難しい状況だったが、今日の決勝日は一転して晴天に恵まれた。

 ポールポジションは永井宏明/佐々木孝太組の#8 ARN Ferrari 488 GT3だったが、3番グリッドからスタートした#1スリーボンドGT-Rの藤井が1コーナーでインに飛び込み一気にトップ浮上し、序盤から後続を引き離しにかかった。

 しかし、2番手に続いた#3 ENDLESS・ADVAN・GT-R(山内英輝/YUKE TANIGUCHI/元嶋佑弥)の山内もしっかり背後に食らいき、この2台だけが1分51~52秒台のペースで周回を重ね、付かず離れずの展開で一騎打ちの勝負となっていった。

 1時間10分を経過した36周終了時点で2台同時にピットイン。#1 スリーボンドGT-Rは内田優大、#3 ENDLESS GT-RはYUKEが乗り込んだ。ピット作業時間もほぼ同じで、2台が並んでピットアウト。白熱のトップ争いは第2スティントへ突入。ここでも一進一退の攻防戦になるかと思われたが、昨年チャンピオンを経験している内田が1分53秒台の安定したペースを保ち、#3 ENDLESS GT-Rを少しずつ引き離し、このスティントで約20秒のリードを築いた。

 #1 スリーボンドGT-Rは2年連続の開幕戦勝利に向け69周目にピットイン。アンカーの平峰にステアリングが託された。この前の周に#3 ENDLESS GT-RもYUKEから元嶋に交替した。必死に逆転を試みるが、平峰もミスのない走りを披露。#1 スリーボンドGT-Rは最終的に23秒の差をつけ、105周でトップチェッカーを受け、昨年のもてぎに続き2年連続で開幕戦を制した。

 2位には#3 ENDLESS GT-Rが続き、3位には#99 Y’s distraction GTNET GT-R(植松忠雄/星野一樹/藤浪清斗)が入り、日産GT-R勢が表彰台を独占した。

 スタートでトップに立った藤井は「間違いなく3号車と一騎打ちになると思っていたので、スタートで前に出て逃げようと思っていて、それが狙い通りに行きました。そこで流れを呼び寄せられたと思います」とコメント。

「その後、内田選手や平峰選手もペースが良かったので勝てました。正直、昨年とは違い結果を出すことが当たり前になっていて、ものすごくプレッシャーもありましたが、ここで勝つことができて大きな自信につながりました」と、カーナンバー1をつけて臨む開幕戦で、チャンピオンらしい堂々とした走りを披露した。

 ST-3クラスはクラスポールポジションからスタートした#38muta Racing TWS IS350(堀田誠/阪口良平)がポール・トゥ・ウィン。ST-4クラスは#93 SKR ENGINEERING S2000(太田侑弥/佐々木雅弘)が残り10分で逆転し、久しぶりの優勝を飾った。

吉田知弘