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アプリストア収益は今年、AndroidがiOSを超える App Annie予測

4/3(月) 6:10配信

ZUU online

アプリビジネスの2021年までの市場予測が公開され、ダウンロード数は2021年に3520億件に到達するとの見通し、2017年のアプリストア全体の収益では、AndroidがiOSを超えるとの予測が明らかになった。このほかアプリ市場はダウンロード数、収益額ともに2桁台で成長し、日本は2021年の収益額においても引き続き第3位をキープする見込みという。

市場データの分析・情報提供を行うApp Annieが発表したもの。

■ダウンロード数は1年ごとに約20%ずつ増える計算

アプリのダウンロード数は2021年に3520億件に到達。1年ごとに約20%ずつ増える計算だ。収益額では1391億ドルの予測。こちらも18%という高い成長が見込まれている。

一方、アプリストア全体では変化の兆しが見られている。iOSとAndroidという構造でストアを俯瞰した場合、2017年にAndroidの収益額がiOSを追い抜くと見られているのだ。すでに利用者数ではAndroidがiOSを上回っており、Androidには「Google Play」以外にサードパティのアプリストアもあることから、ストア全体で見ればAndroidがiOSを超えることは、いつ起きても不思議ではない状況というわけだ。

これまでiOS はAppleユーザーの購買力がアプリ収益額のトップを支えてきたが、Androidユーザーの増大によってその購買力を超える状況が生まれつつある。

ストア単体ではiOSのトップは2021年まで変わらない見込みで、アプリ内の広告やMコマースを含めた消費者支出総額では600億ドル以上になると予測されている。

■日本は消費者支出で3位をキープ。上位5カ国で収益額の80%を越える見込み

2016年のダウンロード数は中国、米国など上位5カ国が54%を占め、2021年も同様の傾向。それに対しアプリの収益額では、変化が予測されている。2016年時点で日本を含む上位5カ国が占める割合は75%。それが2021年には85%にまで拡大する。

これは成熟市場における既存ユーザーの購買行動に起因するとされ、ゲームや利用期間に応じて支払いが発生する「サブスクリプション」に対してさらなる消費が見込まれるとの予測からだ。デバイスあたりの収益が高く市場規模の大きい日本は、2016年の消費者支出で第3位。2021年もその順位をキープする見込みだ。


■注目の二国。中国はトップを維持するが、インドの伸びはまだ先か

2016年からすでに支出額トップの中国。2021年までその座を維持し続け、560億ドルを超える見通しだ。理由として2つ挙げられているが、1つはスマートフォンの普及。内陸部ではまだ普及の余地があり、今後も一層利用者の増加が進むとされる。もう1つは文化的要因だ。中国ではエンターテインメントに対して積極的に支出する傾向があり、2021年には、アプリストアの消費者支出で41%を占めると予測されている。ダウンロード数は年19%増。消費者支出においては24%もの増加が見込まれ、引き続き市場を牽引する国となるようだ。

一方、インドは今後5年間でスマートフォンの爆発的な普及が見込まれている。それに伴いダウンロード数は2016年の約3.5倍、支出においては約21倍に増加すると予想。ただし、現在の普及率が非常に低いことから支出額は21億ドル程度で、世界シェアでは2%にも及ばない水準だ。

また中国とは対照的に、インドでは支出よりも節約を好む傾向にあるという。非常に高い潜在力を持ち合わせている国ではあるが、こういった理由からインド市場での成功には、「広告などほかのマネタイズモデルの検討が必要」とApp Annieは言及している。(ZUU online 編集部)

最終更新:4/3(月) 6:10
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