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400キロを走破して見えてきた「マツダ ロードスターRF」の真実

4/3(月) 9:10配信

オートックワン

じっくり乗ると見えてくるロードスターRFの良いブブン、イマイチなブブン

すでに撮影を兼ねた短い距離の試乗会は行っていたマツダのロードスターRFながら「ぜひ長い距離を乗って欲しい」ということなんだろう。改めてロングランの試乗会が開催された。

[画像88枚]MAZDA ROADSTER RF フォトギャラリー

設定されたコースは横浜~伊豆下田の往復400km。なるほどジックリ味わうことが出来ました。

これだけ走ると「良いブブン」と「イマイチなブブン」共にハッキリ解る。

AT仕様の質感はもう一歩頑張って欲しい

まずイマイチなブブンから。これはもうAT仕様の方の質感としておく。

聞けば、MT仕様に付いているボディ床下の補剛パーツが、ミッション形状の違いのためAT仕様に付けられなかったそうな。特に屋根を開けた状態で荒れた路面を通過すると、ブルブル&ワナワナしてしまう。

安価なクルマならガマン出来るけれど、一番安いロードスターRFで326万円。さらなる上質感が欲しい。

だいいちこの予算があれば、新車のようなコンディションのメルセデス・ベンツ SLK(金属開閉ルーフの2シータースポーツ)の高年式中古車だって買えてしまう。ロードスターRFとSLKを乗り比べたら、誰だって迷わない。

必要十分な性能だが、あと一歩ドラマ性が欲しい新搭載2リッターエンジン

もう一つがエンジン。

パワー不足感大きいロードスターの1500ccよりずっと良いものの、ハイオク仕様で158馬力しかない。SUVの新型CX-5に搭載されている同じ2000ccのレギュラー仕様で155馬力。スポーツカーのエンジンとしちゃ地味すぎる。

絶対的なパワーは不満ないけれど、存在感薄い。特に高回転まで引っ張った時のワクワク感無し。低い回転域でアクセル強く踏んだ時のトルク感も無し。MT仕様に乗っていると、どのギアでも普通に走るため、ギアシフトをサボりたくなってしまう。

いっぽうエンジンで素晴らしいと思ったのは実用燃費。普通に15km/L以上走ります。

毎日付き合える気軽さが嬉しい「ロードスターRF」

以上二つが納得出来たなら、マツダ ロードスターRFは毎日付き合えるスポーツカーに仕上がっている。

全回転域で太いトルクを出しており、しかも坂道発進時のブレーキキープ機能付き(サイドブレーキを操作しないで坂道発進可能)。アイドリングストップ機構付きのため、クラッチミートでエンストしたってクラッチ踏めば自動的に始動する。

エンジンパワーは必要にして十分!

その気になってアクセル深く踏み込み、高い回転数をキープして走らせれば、必要にして十分以上のパフォーマンスを持つ。ミニサーキットであれば、パワーでリアを滑らすことも簡単。

ロードスターRFの「走る楽しさ」を存分に味わうことが出来るだろう。

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