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【F1】開幕戦の絶好機を逃したザウバー「ポイント獲得のチャンスはまだある」

4/3(月) 12:00配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンは、ポイントを獲得するのは、まだ今シーズンの”現実的”な目標だと語った。

【写真】ハースのケビン・マグヌッセンに押し出された格好のエリクソン

 ザウバーのニューマシンC36は、開幕戦オーストラリアGPで最も遅いマシンだった。予選Q2でのマーカス・エリクソンのラップはトップから3.2秒遅れ。決勝でのエリクソンは、ケビン・マグヌッセン(ハース)に1周目のターン3で追突され、結局リタイアに終わっている。一方、パスカル・ウェーレインが欠場し、突然のF1デビューとなったアントニオ・ジョビナッツィは2周遅れの12位でレースを終えている。

 チームは今年、昨年仕様の”型落ち”フェラーリ製パワーユニットを使用している。オーストラリアGPは、開幕戦ということもあってマシントラブルなどでリタイアが続出するなど”消耗戦”の様相を呈することも多く、パフォーマンスで劣るザウバーにとってはポイント獲得のチャンスでもあった。実際、決勝を完走したのは13台だったが、ザウバーはポイントを獲得することができなかった。

 しかし、カルテンボーンは今回が唯一のチャンスではないと考えているようだ。

「私は、まだポイント獲得のチャンスはあると思います」と、カルテンボーンはmotorsport.comに語った。

「私たちはこのパワーユニットのことを知っています。(型落ちであるという)状況を考えれば、私たちはシャシー側の強みに焦点を当てる必要があります」

「私たちは、パワー不足を補うために最善を尽くします。いくつかのレースではチャンスがないこともありますが、間違いなくチャンスが訪れるレースもあります」

 昨シーズンのザウバーは長らくノーポイントが続いていたが、ブラジルGPでフェリペ・ナッセが9位に入った。ラスト2戦という土壇場でコンストラクターズランキングでマノーを逆転し、ザウバーは賞金を手にした。

 カルテンボーンは、5月のスペインGPで最初の大規模な空力アップデートを投入する計画であると明かした。一方で、「風洞での結果にもよりますが、小さいパーツは随時投入されます」と彼女は語った。

 カルテンボーンは、フェラーリ製のパワーユニットは仕様が凍結されており、アップデートは出来ないものの、ドライバビリティの面で改善できると期待している。

 これらの改善によりスピードを上げ、マグヌッセンとエリクソンのクラッシュのようなアクシデントを避けることができれば、中団争いに参加し続けていくことができると、彼女は楽観視している。

「私たちは、間違いなく前にいるいくつかのチームとのギャップを縮めています。しかし、そのギャップを小さくできるよう、まだ作業を続けていく必要があります」と彼女は語った。

「私たちは、自分たちのペースを認識しており、今回起こったようなアクシデントを避け、予選をもう少し良くする必要があります」