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「重曹歯磨きで歯は白くなる」はホントなのか?

All About 4/4(火) 20:45配信

◆重曹歯磨きにはホワイトニング効果もある?

掃除などでも活躍する「重曹(炭酸水素ナトリウム)」。日本ではあまり浸透していない使い方ですが、この重曹の汚れ落とし効果を利用して、海外では重曹を「歯磨き粉」として利用する人もいるようです。

重曹を歯磨きに使うの? と驚く人もいるかもしれませんが、重曹は昔から医薬品や食品添加物として利用されており、口の中に入れても安全性は問題ありません。歯を溶かす原因の多くは酸性ですが、重曹はアルカリ性のため歯を溶かすこともないのです。しかし安全とは言え、やはり歯磨きに使う時にはいくつかの注意が必要です。歯磨きに使う際の重曹の選び方や使い方のポイント、期待できる効果と注意点について、詳しく解説します。

◆歯磨きに利用できる重曹の選び方……購入方法と特徴

重曹の味は濃度にもよりますが、少ししょっぱいです。重曹には、純度によって大きく3つのタイプがあります。ここでは、一般に購入可能な重曹を3つご紹介します。

●薬局方の重曹
薬局で購入可能な重曹。精製度が高いため純度が高く、医薬品などに使用可能なものです。弱アルカリ性のため、胃もたれや胃酸過多などの中和するための薬としても利用されます。

●食用の重曹
スーパーなどで購入することができます。重曹はベーキングソーダという名前で販売されていることもあります。パンやお菓子を作るときに使用する食品添加物として、食用に使用できる純度があります。名前が似ていますが、ベーキングパウダーではありません。

●工業用の重曹
ホームセンターなどで、主に掃除や洗濯用として販売されています。純度によりますが、口の中に入れることを考えていないため、この中では最も安価です。

上記の薬局方、食用の2種類が、重曹歯磨きで利用できるものです。重曹自体はとても安価なので、最も純度の高い薬局方でも、500グラムが400~700円程度で購入できます。

◆重曹歯磨きの方法・ホワイトニング効果は?

重曹歯磨きのやり方は、粉末の重曹に水を加えて、水と重曹で歯磨き粉のようなペースト状態にして使用するのが一般的です。

重曹歯磨きにはホワイトニング効果を期待する方も多いようですが、歯そのものを白く漂白できるわけではありません。歯の表面についている着色部分を削り落とすことによって、歯の本来の色を取り戻す効果ならあるでしょう。実は、水と重曹パウダーは、歯科医院などでも空気で吹き付けて着色汚れを落とす機械などで利用されているのです。

重曹歯磨きのメリットは、とにかく着色がよく落ちるということだと思います。市販されている着色汚れ落とし専用の歯磨き粉に比べても数倍のレベルで汚れが落ちます。

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最終更新:4/4(火) 20:45

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