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チョイ地味だけど、魅力を大いに高めたアウディ 新型 A3セダン 1.4 TFSI Sportに試乗

4/4(火) 10:50配信

オートックワン

ドイツプレミアム御三家の注目株、アウディ

ドイツのプレミアムブランドと呼ばれるクルマは、いずれも存在感が強い。それはメリットであると同時に、ユーザーによっては心理的な抵抗を生み出す場合もある。

アウディ 新型 A3セダン 1.4 TFSI Sport[FF] フォトギャラリー

例えばメルセデス・ベンツは、フロントグリルに大きなエンブレムを掲げる。上級ブランドだとひと目で分かるためか、追い越し車線に乗り入れると、前方を走る車両が即座に道を譲ってくれたりする。「気分がイイじゃないか」と考えるユーザーがいる一方で、周囲のクルマを威圧するような感覚を好まない人もいるだろう。

BMWはスポーティーなブランドとして認知されているから、オーナーは「典型的なクルマ好き」と見られやすい。プレミアムブランドの受け取り方は人によってさまざまだが、乗っているクルマによってユーザーの性格まで類推される面がある。それを煩わしく感じる人は少なくないと思う。

その意味で注目されるのがアウディだ。

A3セダンは日本の道路環境にも適したボディサイズだ

アウディはフロントマスクに大きなシングルフレームグリルを採用したことで、以前よりは目立つようになったが、メルセデス・ベンツやBMWに比べるとまだ控え目だ。「良いクルマには乗りたいが、あまり目立ちたくない」と考えるユーザーには、ちょうど良いデザインだろう。

アウディの主力は、2016-2017日本カー・オブ・ザ・イヤーでインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、内外で既に高い評価を集めるA4のセダンとアバント(ステーションワゴン)だが、狭く常に混雑する日本の道路環境では、ひとまわり小さなA3が使いやすい。しかもA3はサイズがコンパクトでありながら、4ドアセダンも用意している。

A3セダンのボディサイズは、全長が4465mm、全幅は1795mmだ。全幅はA4の1840mmに比べると狭いものの、BMW3シリーズやメルセデスベンツCクラスと同程度。つまり少しワイドだが、全長は輸入セダンの中では最小クラスで(ホンダ グレイスと同等)、この大きさはアウディの控え目な雰囲気にも合っている。

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最終更新:4/4(火) 10:50
オートックワン