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天才を育てる!! 『はじまりへの旅』推奨(?)のトンデモ教育方針

4/4(火) 8:10配信

dmenu映画

大学入試が「学力査定」から「人物重視」の試験へと急速に舵を切るなど、学びのあり方が問われる昨今、子供の情操教育に頭を悩ます親御さんも多いのでは? そんな方々にこの春見て頂きたいのが、4月1日公開の『はじまりへの旅』(2016年)です。

アメリカ北西部の現代社会から隔絶された森で暮らす父親ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人兄弟。彼らがニューメキシコで亡き母の葬儀に出席するため2,400キロのバス旅に出るロードムービーなのですが、子供たちには一流アスリートなみの身体能力と天才的頭脳が備わっています。人里離れた山中で、いったいどうしてそんな子供たちが育つのでしょう?

テレビやゲーム、インターネットを一切排除

キャッシュ家は自給自足のサバイバル・ライフを送っています。学校に通わない子供たちは日頃、狩りにいそしんだり、過酷なフィジカルトレーニングをこなし、大自然の中で瞑想をして気分を整えたり、心身ともに鍛錬に励んでいます。テレビやゲームはもちろんインターネットも一切排除された環境で、夜はたき火を囲みながらベンのギターに合わせてクラシックの合奏を森に響かせます。日頃、情報過多のストレス社会で生きる私たちが妬ましくなるような豊かな時間を過ごしているようです。

ハーバードだって合格しちゃう!! 自宅学習

注目すべきは彼らの勉強方法。ベンは哲学書や古典文学を読む子供たちの読書ペースを管理して習熟度を厳しくチェックしています。例えば、「興味深い」という読書感想には「無意味な言葉だ。もっと具体的に」と重ねて質問をするなど、妥協を許しません。また、常に自分なりの考えを持ち、意見を自分の言葉で伝えることを徹底させているのは、子持ちならずとも参考にしたいところです。

熱血指導の甲斐あって、ボウは名門ハーバード大学ほか一流大学に軒並み合格。サージはアメリカ合衆国憲法の人権規定“アメリカ権利章典”を暗記し、意義を説明できるまでに。そして子供たち全員がエスペラント語を含む6か国語を自在に操ることができるなど、彼らの日々の生活全てが勉強になっていることに驚かされます。

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最終更新:4/4(火) 8:10
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