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「個性」「若さ」に期待 トップ、活躍願い激励 千葉県内企業が入社式

4/4(火) 11:12配信

千葉日報オンライン

 新年度を迎え、千葉県内企業の入社式が3日、各地で開かれた。企業トップは新入社員の「個性」や「若さ」に期待をかけ、社会・経済環境が変化する中でも企業の成長を担える人材としての活躍を願った。

 各金融機関は千葉市中央区の本店・本部で挙行。234人を迎えた千葉銀行の佐久間英利頭取は、多様な人材の登用に取り組む姿勢を示した上で「当行は女性が活躍できるフィールドも広がっている。男女とも互いの『個性』を生かし、より創造的な組織を一緒につくろう」と呼び掛けた。

 総合職で入行した幡美和子さん(22)=同市出身=は「幅広い分野に興味を持ち経験を積みたい。女性総合職は少ないが、次に入る後輩のロールモデルになれれば」と抱負を語った。

 京葉銀行の熊谷俊行頭取は84人に向け、「皆さんの強みは若さと新しい発想や感性。お客さまの期待に『プラスアルファ』で応えられる銀行員に育って」と激励。

 千葉興業銀行の青柳俊一頭取は「本日入行した97人は仲間であると同時に良きライバル。互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、失敗を恐れず挑戦してほしい」と期待した。

 千葉信用金庫の宮澤英男理事長は46人に「創立100周年へ飛躍するには若い力が必要。成長を大いに期待する」と祝辞を述べた。

 成田国際空港会社(成田市)は24人が入社。夏目誠社長は羽田空港の再国際線化などを踏まえ、「航空需要の取り込みに向け空港間競争は厳しさを増している。成田は内陸空港であることを肝に銘じ、困難なことにも挑戦していくことが大事」と奮起を促した。

 新入社員の古賀友子さん(25)=福岡市出身=は「世界一の空港になる目標を見据え、地域と一体となって発展していくため力を尽くします」と誓った。

 京葉ガス(市川市)の羽生弘社長は22人に対し、「新しい発想とエネルギッシュな行動を意識し、目標に果敢にチャレンジしてほしい」と訓示。29人が入社した京成電鉄(同市)の三枝紀生社長は「直面する案件に受け身ではなく主体的に取り組み、自らを高めてください」と話した。

 一方、イオン(千葉市美浜区)は1日に幕張メッセでグループ約60社の新入社員約3700人を集め、式典を開催。岡田元也社長は「リンカーンの言葉のように『お客さまの、お客さまによる、お客さまのためのお店』を突き詰める。お客さまのための商人になることは難しいが、目指さなければならない」と心構えを説いた。