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野菜ソムリエに聞く! 野菜不足解消のコツとは?

4/4(火) 17:30配信

TOKYO FM+

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。
4月3日(月)の放送では、「追跡 カゴメプレゼンツ ベジライフ」のコーナーに、フードプランナーで管理栄養士、シニア野菜ソムリエの岸村康代さんをお招きし、野菜不足の現状と対策について教えてもらいました。

2016年に厚生労働省が実施した国民健康栄養調査によると、1日350グラムが理想と言われている野菜の摂取目標が全ての世代で達成されておらず、働き盛りの20~30代男性を例に見ても平均で260グラムしか野菜を摂取できていないそうです。

中でも若い世代の野菜不足は深刻な状況のようで、「実際の現場を見ていると『昨日はプリンしか食べていません』とか『(食べたのは)おにぎりとカップラーメンだけです』と、(野菜の摂取量が)ほぼゼロに近い人もいるんです」と、若者の偏った食生活を危険視する岸村さん。

これには中西も「自分も大学生だったときのことを考えると、あまり(偉そうなことは)言えないですけど……」と苦笑い。

野菜に多く含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成を助けたり、抗酸化成分として体の機能を調整したりと大きな役割を果たす必須の栄養素。体内で生成することができないため、野菜や果物などの食物から摂るしかありません。

また、色の濃い野菜に多く含まれるベータカロテンは、皮膚の代謝などにも関係している栄養素で、不足してしまうと肌荒れや免疫力の低下を引き起こしてしまうそうです。

どうしても炭水化物や動物性食品などに偏ってしまいがちな食生活。野菜の摂取不足が進むことにより「メタボや肥満、将来の病気のリスクにも繋がってしまう」と岸村さんは警笛を鳴らします。

では、実際どう野菜をとるべきなのか、岸村さんは「350グラムのうち、色の濃い野菜を120グラム摂るのが理想です」と言います。
例えばほうれん草だと1/2束、にんじんだと大きいもので1本、トマトは中サイズのものを1個食べればいいそうで、「目安として、加熱をして握りこぶし1個分くらい色の濃い野菜を摂ると良い」とのこと。

さらには、ひとり暮らしで外食が多いという人に向けて「食前にトマトジュースを飲んだり、野菜ブッフェがあるお店も最近増えているのでお店選びから変えてみるのもいい」と、上手に野菜を摂るコツをレクチャーしてくれました。

忙しい毎日のなかで、あれもこれもというのは難しいもの。そんな中でも、岸村さんは旬の野菜の力をうまく利用するパワーフードスタイルを提唱しています。

それはつまり“栄養価の高い旬の野菜を効果的に摂ること”。

例えば、男性は20グラム以上、女性は18グラム以上の摂取が1日に必要とされている食物繊維。レタス丸ごと1個を食べたとしても約3~4グラム程度しかなくひとりで6~7個を食べるのは至難の業です。しかし、食物繊維が豊富な旬のゴボウであれば約1/2~1/3本ときんぴらごぼうなどのメニューで簡単に摂ることができます。

このように、野菜は旬の時期により栄養や美味しさもアップするので忙しいときほど旬の野菜をとりたいもの。そこで今、岸村さんが最もオススメする野菜が菜花!
それはビタミンCだけでなく、ビタミンAやビタミンB群、さらには食物繊維も豊富で栄養満点の王様野菜なのだとか。

「(菜花を)レンジでチンをして醤油やからしを和えれば簡単に(菜花の)からし合えができます。ぜひお試しください」と手軽な調理法についても教えてくれました。

忙しい人、野菜が不足していると感じている人こそ、旬の野菜を上手に摂って元気な1日を過ごしましょう!

(TOKYO FMの番組「クロノス」2017年4月3日(月)放送より)

最終更新:4/4(火) 17:30
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