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謎の液体「一体誰が?」 首里城4カ所、守礼門など汚される

4/4(火) 8:10配信

沖縄タイムス

 那覇市の首里城公園で2日から3日朝にかけて、2千円札に描かれている守礼門や「万国津梁の鐘」のレプリカなど、4カ所の建造物に油のような液体が掛けられているのが相次いで見つかった。那覇署が器物損壊事件として捜査を進めている。

【地図】首里城公園の液体汚損4カ所

 被害が確認されたのは、正殿へ続く順路に沿って点在する守礼門、瑞泉門、漏刻門、「万国津梁の鐘」の4カ所。門扉の漆や、木の柱などに液体が染み付き、変色していた。津梁の鐘は高さ2メートルを超える上部に、吹き付けられたような跡が残っている。巡回中の警備員が発見し、那覇署へ通報した。

 公園を管理する沖縄美ら島財団によると、園内は常時、警備員を配置しているが、被害箇所は全て防犯カメラのないエリアだった。開館時間外に首里城内への侵入はできず、24時間通行可能な守礼門以外は、午前8時から午後7時半までの犯行とみられている。

 財団の上江洲安享琉球文化財研究室室長は、修復について「劣化が進まないように、薬剤の選定にも慎重にならざるを得ない。どうなるかわからない」と頭を抱えた。三つの門は通過できるが、万国津梁の鐘はしばらく立ち入りが制限される見通しという。

 兵庫県から家族で観光に訪れた中島正剛さん(52)は、守礼門の被害を見て絶句。「目的が理解できない。本当にひどい」と怒り、「飲み物の持ち込み禁止など、制約が出て観光に影響が出ないか心配だ」と話した。

最終更新:4/5(水) 21:20
沖縄タイムス

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