ここから本文です

2016年のグローバルEC市場は160兆円、越境EC利用額の世界一は中国

4/5(水) 10:31配信

ネットショップ担当者フォーラム

PayPalが3月22日に公表した「越境ECグローバル調査2016」によると、2016年の主要32か国におけるEC市場の合計額は約160兆円(1ドル=110円換算)だった。国別の市場規模で上位5カ国は米国、中国、日本、英国、フランス。

米国と中国でEC市場全体の約60%を占めるなど、2か国の市場規模は突出している。

各国の2015年から2018年における年間平均成長率を見ると、インドの38%が最も高い。中南米やアフリカ各国は現在の市場規模が小さいものの、成長率は軒並み20%を超えており、今後インターネット人口の増加やインフラ整備によって市場拡大が予想される。

□ 中国からの購入先は日本がトップ

越境ECの規模(各国の消費者が越境ECで購入した金額)が最も大きいのは中国だった。国別の越境EC市場規模は円換算で中国が約7兆1000億円、2位の米国は約4兆8000億円、3位はインドとフランス、イギリスが約9000億円で並んだ。日本はデータ不足だったため越境ECの調査対象に含まれていない。

米国の消費者が越境ECを利用する際の購入先国は中国(14%)が1位。2位以下は英国(10%)、カナダ(7%)、日本(5%)、韓国(4%)、フランス(3%)、ドイツ(3%)、イタリア(3%)、スペイン(3%)、アイルランド(3%)となっている。

□ 中国と米国の消費者が好むECサイトとは?

中国と米国のオンラインショッピング利用者の「越境ECでのショッピングに対する考え方」を調査した項目からは、越境ECにおいて大手ECサイトや自国のECサイトが好まれる傾向が浮かび上がった。

「他国のサイトで購入する際、グローバルサイト(例:AmazonやeBay)を好む」に同意すると回答したユーザーはそれぞれ7割を超えた。一方、「自国のオンラインストアと同様に他国のサイトを信用している」「他国のオンラインストアで購入するのは大抵安心している(心配していない)」という項目に同意すると答えたのは半数以下にとどまっている。