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入る? 入らない? 従業員持株会は果たして儲かるのか

4/5(水) 16:20配信

投信1

新年度を迎えると従業員持株会の勧誘や見直しを求める会社が多いのではないでしょうか。従業員持株会とは、従業員が毎月天引きで一定額勤め先の株を共同で買い付ける制度です。いったん登録してしまえば手間がほとんどかからないため、身近で手軽な資産形成の有力な手段の1つと言われています。そこで、従業員持株会に入ることが本当にメリットになるのか、実例に基づいて考えていきましょう。

1. 従業員持株会とは
2. これだけは知っておきたい従業員持株会のメリット
3. 覚えておきたい従業員持株会のデメリット
4. 10年間毎月定額購入してみると儲かるのか
5. まとめ

1. 従業員持株会とは

従業員持株会は、従業員が勤めている企業の株式を従業員が共同で定期的に購入して資産形成を進める制度です。

2. これだけは知っておきたい従業員持株会のメリット

では、一般的な制度設計の従業員持株会のメリットを考えてみましょう。

 2.1 少額でも始められる

たとえば、毎月1万円で買い付けることが可能です。

 2.2 会社から奨励金が支給される場合がある

さらに、会社から福利厚生の一貫として奨励金が支給される場合があります。その場合は、より低コストで買い付けることが可能になります。

 2.3 給与天引きで手間をかけずに株を買うことができる

給与から天引きされ毎月決まった日に買い付けますので、自分でいちいち資金を移動して買い付け手続きをする場合に比べて手間がかかりません。また、自社株を買おうとする場合、社内規定で買い付けができない場合やインサイダー取引に該当しないのか申告しなければならない場合がありますが、持株会制度での買い付けはその手間は不要になります。買い付けのタイミングで悩む必要もありません。

 2.4 配当も再投資される

一般に、従業員持株会保有の株の配当は再投資されます。したがって、手間をかけずに効率的に自社株を増やしていくことができます。

 2.5 会社の成長メリットを株価上昇として享受できる

従業員持株会の最大のメリットは、会社が大きくなったときに株価の上昇を享受できることです。

「業績が良いのに給与が伸びない」という会社が日本では残念ながら増えていますが、従業員持株会に入っていれば株主に分配される果実をしっかり手にすることができます。

 2.6 幹部になるときにあわてて株を買う必要がなくなる

部長クラス以上になると自社株の保有を求められるケースが出てきます。社長になればなおさらです。突然大きな金額で自社の株を買うよりも、従業員持株会でじっくりと持ち株を増やしていくほうが購入負担を平準化できます。

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最終更新:4/5(水) 16:20
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