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戦争の爪痕残る「被爆倉庫」 柱や梁などの移設工事始まる/秋田

4/5(水) 11:33配信

CNA秋田ケーブルテレビ

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日本最後の空襲である「土崎(つちざき)空襲」で被災した
旧日本石油秋田製油所(現JXTGエネルギー株式会社 秋田油槽所/秋田市土崎港)にある「被爆倉庫」の解体が行われています。
3月末からはコンクリートの柱や梁などが切り出され、運搬する作業が始まりました。

土崎空襲は、太平洋戦争終戦前夜に起きた日本最後の空襲です。
製油所の石油タンクが標的にされ、250人を超える兵士や市民が犠牲になりました。切り出されている柱や梁は、爆撃による熱で表面のコンクリートが溶け、生々しい戦争の爪痕を今に残すものです。

土崎空襲の悲劇を今に語り継ぐ活動を行っている土崎港被爆市民会議の高橋茂会長は
「解体が決まったときから私たちは次の世代に、土崎空襲を繰り返させない、
犠牲者を忘れさせないよう、倉庫を全部解体せず一部残すよう陳情してきた。
今回柱や梁の一部が保存されることになり、頑張ってきた甲斐があったと思った」
と話しました。

運び出された柱や梁などは、来年3月に開館予定の「土崎みなと歴史館(仮称)」に展示されます。

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