ここから本文です

「御柱」お目見え、小松・那谷寺 9日の行事に向け準備

4/5(水) 1:34配信

北國新聞社

 小松市の那谷寺で、9日に営まれる開創1300年大祭の主要行事「御柱立(おんばしらりっ)柱(ちゅう)祭(さい)」に向け、高さ5・6メートルある御柱1本が姿を現した。柱は白山信仰の象徴と位置付けられており、祭ではもう1本立てられて、寺の開創、白山開山の節目を祝う。

 御柱は、長さ約7・2メートルのスギの大木で作られた。3月下旬に予行演習として檀家(だんか)や大工らが1本を立てた。御柱立柱祭では住民らも加わり、約100人で綱を引いて柱を起こした後、2本の柱にしめ縄を渡して鳥居を形作る。

 9日には、同寺の国重要文化財「三重塔」を2007、08年に改修した大工らでつくる、静岡県の「静岡五意(ごい)の会」が木遣(きや)り歌を披露する。

 同寺は金堂華王殿(こんどうけおうでん)に安置される本尊・十一面千手観世音菩薩(ぼさつ)像とつながる綱も設置した。菩薩像の手と、金堂の外に立てた木の柱「塔婆(とうば)」とを紅白の綱で結んでおり、柱に触れると観音に触れたのと同じ御利益があるという。

 9日から本殿では、秘仏である本尊・十一面千手観世音菩薩像の26年ぶりの御開帳も行われる。本殿の秘仏からも綱を延ばしてつながれるようにする計画だ。

 木崎馨山住職は「白山への感謝や那谷寺の歴史を伝えたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:4/5(水) 1:34
北國新聞社