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【特集】関西に多い格安切符 安さの秘密とは?

毎日放送 4/5(水) 15:11配信

山中経済研究所、略して「YKK」。今回のテーマは「格安切符」です。駅の近くに設置されている格安切符の自動販売機。金券ショップが運営していて、最近その数が増えてきているといいます。安いものでは割引率が3割近いものも。この格安切符の販売機、実は関西に多いのだそうです。いったいどれだけお得なのか?そのからくりは?まずは、大阪杯というG1レースが行われた阪神競馬場に向かいました。

勝っても負けても…格安切符

「阪神競馬場の最寄の阪急仁川駅前に来たんですが、行列が出来ていますよ。その先頭は…格安自動販売機に並んでいるんですね」(山中真アナウンサー)

阪急仁川駅前には格安切符を求める大行列が!券売機だけでは追いつかないのか、横で切符を手売りまでしています。

Q.ここで切符を買うことはよくある?
「あります。週末はいつも」(競馬ファン)
Q.いくら安い?
「通常150円が120円に」
Q.きょうの競馬場は?
「きょうは勝った3万円」
Q.勝った日も負けた日も切符を買う?
「買います」

「きょうは負けまして」(競馬ファン)
Q.いくら負けた?
「数十・・・」
Q.数十万!?いくら割引きの切符を買った?
「30円・・・ははは」
Q.数十万負けたあと、30円関係なくない?
「関係あるんです。気持ちの問題なので」

勝負に買っても負けても格安切符を買い求める競馬ファン。販売業者にどのくらい安いのか尋ねてみると・・・

Q.駅の券売機と同じものが買える?
「まったく同じものが出てきます。ただ、こちらの方が安いです」(なゆた 坂野成志社長)
Q.一番安くなるのは?
「仁川からだと河原町530円区間ですが440円。片道90円安くなります。往復で180円なのでジュース1本分に」

金券ショップの裏側では…

こちらの金券ショップでは、主に阪急沿線の駅前80か所に格安切符を売る自動販売機を設置しています。しかし、一体なぜそんなに安いのか?店舗の裏側を見せてもらいました。

「自販機に詰めている切符です」(なゆた 坂野成志社長)
Q.何百枚?
「何千枚ですね。これが一束で110枚なので」
Q.僕の人生でこれだけ切符を使うことがあるかどうか。この切符はどこから来るんですか?
「お客様が回数券を買って11枚使い切るつもりが3回しか使わなかったと。そうすると8枚が余ってしまう。そうしたものを金券ショップに持ち込んで、我々が買い取ってバラ売りする」
Q.こんな大量に売りに来ないですよね?
「他にもいろんなルートがございまして…」

切符をよく見ると回数券の文字が。ここに安さの秘密がありました。阪急が販売する「普通回数券」は、通常10枚分の値段で11枚買うことが出来ますが、こちらの土日だけ使える「土・休日回数券」は10枚分の値段で14枚買うことができ、これらをバラ売りすることで、安く提供しているのです。

「仁川の自販機なら多い月で4万枚」
Q.(往復客がいるので)1日1000人弱?
「土日は1000人は超える」

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最終更新:4/20(木) 16:49

毎日放送