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コンテナーや光通信技術をオープンソース化、Azureのネットワーク

アスキー 4/6(木) 7:00配信

Azure仮想ネットワーク(Azure VNet)とOSSのコンテナーオーケストレーターを接続するGitHubのOSSプロジェクト「Azure VNet for Containers」を解説する。
 今やマイクロソフトはOSS開発企業になった。Apache Software Foundation、Linux Foundation、R Consortium、Node.js FoundationといったOSSコミュニティに参画してコードを提供しているほか、Visual Studio Code、.NET、ASP.NETなどをオープンソースとしてGitHub上に公開し、マイクロソフトと非マイクロソフトの開発者が一緒になって新機能開発や改善を行っている。
 
 コンテナーのOSSプロジェクトへの貢献も積極的だ。マイクロソフトのAzure公式ブログ(米国時間4月3日の投稿)で、Azure仮想ネットワーク(Azure VNet)とOSSのコンテナーオーケストレーターを接続するGitHubのOSSプロジェクト「Azure VNet for Containers」が解説されていたので、内容を紹介したい。
 
Azureネットワークでコンテナーをネイティブに利用
 Azure VNet for Containersは、Azureで動作しているコンテナーに最適なネットワーク環境を提供することを目的としたOSSプロジェクトだ。コードはGO言語で記述され、LinuxとWindowsの両方に対応する。
 
 Azureには、コンテナー化されたアプリケーションを実行するための仮想マシン(VM)を簡単に構築、管理できるサービスとして「Azure Container Service(ACS)」が用意されているが、Azure VNet for ContainersはACSにプラグインして利用することもできるし、個々の仮想マシン(VM)に手動で展開することもできる。
 
 Azure VNet for Containersを実装すると、コンテナーをAzure VNetに接続した際に、VNet内のコンテナー、VM、その他リソースが直接接続可能になる。また、ネットワークセキュリティグループ、ルートテーブル、ロードバランサー、オンプレミス接続などのAzure VNetの機能がコンテナーで利用可能になる。
 
 Azure VNet for Containersは、(1)コンテナーのネットワークインターフェースを提供するネットワークプラグイン、(2)VNetからのIPアドレスを管理するIPAMプラグインの2つのプラグインで構成されている。
 
 コンテナー用の一般的なプラグインモデルには、KubernetesやApache Mesosが採用する「Container Network Interface(CNI)モデル」、Dockerなどが採用する「Container Network Model(CNM)モデル」の2つがあるが、Azure VNet for Containersのネットワークプラグインは、両方のモデルが実装されている。また、ACSエンジン(Azure VNet for Containersに実装されたコンテナージェネレーター。OSSとして公開されている)と直接統合されるように設計されている。これにより、Azure VNet for Containersを使うことで、Azureネットワークサービスは主要なコンテナプラットフォームをネイティブに利用できるようになる。
 

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最終更新:4/12(水) 7:06

アスキー