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AdWordsとGoogleアナリティクスを連携したレポートをちゃんと使うための基礎知識[第38回]

4/6(木) 7:06配信

Web担当者Forum

前回はグーグルの広告運用システム「AdWords」とGoogleアナリティクスを連携する方法について解説した。今回はGoogleアナリティクスのレポート内に出てくるAdWords特有の用語と、実際にどのようにレポートを見ていくのかを具体的に解説する。

AdWordsは検索連動型広告だけでなく、動画広告などを含めさまざまな種類の広告を取り扱うようになってきており、設定項目なども複雑多岐になってきている。筆者は運用型広告の専門家ではないので細かい話はできないが、GoogleアナリティクスにおけるAdWords広告特有のレポートやデータの見方をざっくりと把握してもらえればと思う。

この記事で学べること:

・GAの[集客]>[AdWords]セクションのレポートを知る
・「キャンペーン」レポートからドリルダウンして広告の成果を見る

 

AdWords特有の用語と階層構造を理解する

GoogleアナリティクスでAdWordsの分析をする場合は、[集客]>[AdWords]セクション(図1赤枠部分)のレポート群を使う。ただし、この[AdWords]セクションのレポート群にはAdWords特有の用語もある。ここでAdWordsの基礎知識については触れないが、レポートを理解するためにも、まずはAdWordsの階層構造や用語について簡単に整理しておこう。

AdWordsは複数の広告を管理するために、次のような階層構造になっている。
アカウント > キャンペーン > 広告グループ > キーワード/広告

これは、用意した広告やキーワードを複数のキャンペーンや広告グループに分類することで、意図したユーザーに意図した広告を表示できるようにするためだ。一番左の「アカウント」が一番大きな単位で、左から右に向かって細かくなり、包含関係にある(図2)。

それぞれの役割は次のとおりだ。



・アカウント: 複数のキャンペーンを統合する管理単位
・キャンペーン: 広告予算や広告の掲載先を設定する単位
・広告グループ: 同じテーマを持つ広告やキーワードをまとめた単位
・キーワード/広告: 「キーワード」はマッチタイプの指定など、「広告」は広告文と広告の飛び先などがひもづいている

1つのキャンペーンの中にいくつの広告グループがあってもよく、1つの広告グループにいくつのキーワードや広告があってもよい。




■ GoogleアナリティクスのディメンションとAdWordsの用語の対応は?

Googleアナリティクスの[集客]>[AdWords]セクションのレポート群には「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」というディメンション名が出てくるが、これらはそれぞれAdWordsの「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」のことを表している。

少し表現が異なるのはGoogleアナリティクスの「広告のコンテンツ」というディメンションで、これはAdWordsの「広告」に対応している。

基本的な構造とディメンションの対応が理解できれば、あとは連載の第35回の基本的な集客分析の原則を踏襲してレポートを見ていけばよい。そこで紹介した基本的な考え方は次の2つだ。

・大ざっぱな把握から詳細へドリルダウンする
・「量」「質」「成果」を一気通貫で見る

広告特有の指標があるので、[AdWords]セクションのレポートの表示形式は若干異なる。これらを踏まえて、実際のレポートを見ていくことにしよう。

 

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最終更新:4/6(木) 7:06
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