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売り先行、買い戻しなども見られて堅調となる

4/6(木) 8:10配信

ZUU online

今朝は比較的暖かく、上着も薄くなっている人も多くなっています。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物を見ていたら、ようやく底入れからの戻りが期待できるかと思ったのですが、米国株に連れて最後に失速してしまったのでまだ底値を試す動きが続きそうです。

それでも企業業績面からみると決して悲観的になるようなものでもなく、目先の需給に押されているだけということだと思います。空売りがまだ多いということですから、まだ下落が続くと見ている向きも多いということなのでしょう。ただ、まだはもうなりということもあり、底入れ反転のタイミングも近いかもしれないと考えておくのも悪くないと思います。

米国市場が一時高く、為替も円安に振れる場面もあって夜間取引やシカゴ市場の日経平均は19,000円を超える場面もあったのですが、終わって見ると昨日の終値を下回るという状況で、本日の日本市場は売り先行となりそうです。ただ、持ち高調整の売りに押されているということで、改めてここから売り急ぐということでもないのでしょうから、全体として底堅さが見られ、仕掛け的な先物売りなどに追随することがなく、持ち高調整の売りがないということであれば、買い戻しなども見られて堅調となるのだと思います。

19,000円水準が上値という雰囲気になって来ました。持高調整の売りがどこまで続くかということになりそうですが、案外底堅さは見られるのではないかと思います。目先の需給次第ということですが、当面は18,500円~600円水準を下値に19,000円を試す動きということなのだと思います。

■本日の投資戦略

米国での午後の取引時間までは堅調となっていたのですが、FOMC(公開市場委員会)議事録要旨が発表されると利上げペースが鈍くなるのではないかとの見方が強まり、これまで利上げを織り込んでいた分が剥げたということで冴えない動きとなりました。ただ、逆に利上げがないということでもないのでしょうし、緩やかな金利上昇ということであれば、米国経済にとっても世界経済にとっても好ましいのではないかと思います。

米国の経済指標の発表に反応し、米金融当局や政府高官の発言などに反応するという感じです。日本の企業は為替が円安にならないと言っても1ドル110円を超えている状況なのですから、特に業績面での懸念が大きいということでもなく、円安メリット銘柄などは売られすぎているのではないかと思います。3月決算の配当を得たあとの手仕舞い売りも嵩んでいるのでしょうし、少し先を見れば買い場となるものも多いのではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:4/6(木) 8:10
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