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運転免許の「認知機能検査」、その中身とは 成績次第で免許更新不可 意外と難しい?

4/6(木) 6:20配信

乗りものニュース

高齢運転者の免許更新が厳格に

 2017年3月12日(日)から道路交通法が改正されたことによる運転免許制度の変更にともない、75歳以上の高齢運転者の免許更新がより厳格になります。

【画像】「もみじ」と「よつば」

 かんたんに言ってしまえば「認知機能検査」で成績が悪いと、専門の医師による診断が必要になり、そこで認知症と診断されると運転免許取り消し・停止となるようになりました。75歳以上の人に対する免許更新時の認知機能検査は従来から実施されていましたが、これまでは注意喚起にとどまっており、成績が悪くても免許の更新は可能でした。しかし、これからは、そうはいかなくなるのです。

 ポイントは認知機能検査です。

 このテストで76点以上を獲得できれば、「記憶力・判断力に心配ない者」となり、49~75点で「記憶力・判断力が少し低くなっている者」と判定されます。そして、48点以下になると「記憶力・判断力が低くなっている者」として、医師の診断が必要になってしまいます。つまり49点以上、ざっくり半分以上を正解できないといけません。

 では、実際に認知機能検査とは、どのようなものなのでしょうか。誰もが簡単にクリアできるのか。それとも意外に難しくて、年輩の人が苦戦してしまうようなものなのでしょうか。

認知機能検査、その中身とは?

 実のところ、認知機能検査の内容は公表されています。警察庁のサイトをチェックすると、テスト用紙さえ公開されています。それを見てみると、テストは3部構成となっていました。「時間の見当識の点」「手がかり再生の点」「時計描写の点」のみっつです。

「時間の見当識の点」は、現在の時間をどれだけ認識しているかを問われます。「手がかり再生の点」は記憶力。そして「時計描写の点」は実際に時計を描くというテストです。そして、このみっつの中で、約6割の点数を配分するのが「手がかり再生の点」です。

 最も比重が置かれている「手がかり再生の点」ですが、具体的にはどのようなテストなのでしょうか。以下は実際に出題されている内容です。厳密にいえばほかのふたつのテストで挽回することも可能ですが、75歳以下であればここで軽々と合格ラインを超えておきたいところです。

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