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桜が3割高 需要旺盛 東京市場

4/6(木) 7:00配信

日本農業新聞

 花見シーズンが盛りとなる中、東京市場で桜が異例の高値で取引されている。価格は前年を3割上回る。例年は桜の開花に伴い軟調となるが、今年は気温が低く桜が満開になるまでの期間が長引き、家庭向けや装飾用の需要が旺盛なためだ。卸売会社は「入荷のある10日ごろまで相場は前年より高い」とみる。

 5日の大田市場の価格は1本6192円(相対・中値)と前年比29%高。販売量は1万本と前年より33%多かった。開花してからの冷え込みが続き、「小売り向けの箱入りの入荷が前年よりやや少なく、装飾用の業務需要も例年に比べて旺盛だった」(卸売会社)という。

 関東中心に10数店舗を展開する生花店では、桜を使った装花の注文が前年比2割増。同店では「屋内でも季節感の演出をしたいと、引き合いが強まっている」と話す。別の生花店でも「花見の帰りに、家でも桜を見たいと購入する客が増えている」と売れ行きは好調だ。

 販売は10日ごろまで。入荷は次第に減少するが、卸売会社は「引き合いは一部の業務、小売りで依然強いため、相場は終了まで前年を上回ったまま」と見通す。

日本農業新聞

最終更新:4/6(木) 7:00
日本農業新聞