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アメリカにあふれる「墓場」のようなショッピングモール

4/6(木) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アメリカの小売業が末期症状に苦しんでいる。メイシーズ(Macy's)やシアーズ(Sears)、JCペニー(JCPenney)、衣料ブランドのBCBGやアバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)、Bebeなどが、向こう数カ月以内に全米で3500以上の店舗を閉める。

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各地のショッピングモールを訪れてみると、そこはまるで墓場のようだ。

凋落しきった全米の小売業を写真で追った。

閉鎖されたショッピングモール。

オンラインショッピングの攻勢に対抗できなかった。

不動産リサーチ会社、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield)によるとショッピングモールの利用客は2010年~2013年の間に半減した。

閉鎖から約2年、活気あるショッピングモールだったシカゴのリンカーンモール(Lincoln Mall)は、不気味な廃墟と化した。

シアーズなど多くのテナントが撤退した。

写真家セフ・ローレス(Seph Lawless)氏は、廃墟と化し、忘れ去られたショッピングモールを撮影している。

見捨てられ、廃墟と化したショッピングモール。

バージニア州リッチモンドのリージェンシースクエアモール(Regency Square Mall)はかろうじて営業しているが、多くのテナントが撤退した。

テナントが抜けたところは板で覆い、自販機を置いた。

まるで閉鎖してしまったかのように閑散としている。

全米のショッピングモールの約3分の1がテナントの撤退で死に絶えつつある。シアーズのようなメインテナントが撤退すると、モール自体が生き残ることはほとんど不可能。

売り上げが落ち、テナントを維持することが難しくなっている。

売り上げ激減と在庫縮小の悪循環で閑散としているバージニア州リッチモンドのシアーズ。

2005年にシアーズと合併したKマート。乱雑な店作りに(数少ない顧客からも)非難の声があがる。

店内を見ると「気分が落ち込む」という声も。

オハイオ州のKマート。食品売り場だった場所はシートで覆った。

シアーズは4月までにKマート108店、シアーズ42店を閉める。

困難な財政状況を表すメイシーズの店内。

ニューヨーク・マンハッタンにあるメイシーズのフラッグシップ店。セール品が多く、棚は乱れたまま放置されている。

乱雑なディスプレイで顧客に高品質をアピールすることは難しい。

マンハッタンのメイシーズがまだましに見える、閉店直前のミネアポリスのニコレットモール(Nicollet Mall)。

メイシーズは2017年、68店を閉める。

マンハッタンのJCペニー。

梱包も破れている。

JCペニーは138店を閉める。

552店を閉めるラジオシャック(RadioShack)。ほぼすべての商品がセール対象。

店内はディスカウントセールの表示ばかり。

陳列棚も急ごしらえの様子。

171店を閉めるアパレルチェーンのウエットシール(Wet Seal)。

クロックスは160店を閉める。

小売店よ、安らかに。

2017年に閉店する店舗数。

source:Mike Nudelman



[原文:These haunting photos of the retail apocalypse reveal a new normal in America]

(翻訳:Tomoko.A)