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ポラード、クリエル、デヤハーはサンウルブズ戦欠場 ブルズSOは今季初先発

4/7(金) 6:02配信

ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

 東京にやってきたブルズは、もしかしたらサンウルブズよりもプレッシャーを感じて、8日・秩父宮ラグビー場での試合に臨むかもしれない。
 4年ぶりのプレーオフ進出を目指すブルズだが、今季スーパーラグビーは開幕ダッシュに失敗し、これまで1勝4敗と苦しんでいる。3週間前に地元プレトリアでサンウルブズから勝点4を手にしたが、快勝とはいえなかった。
 フィジカルの強さとキックを活かした戦略で過去3回優勝を遂げている名門だが、伝統的に武器としてきたセットピースはいまや圧倒的な強さはない。スクラムの問題は解決されておらず、前節のチーフス戦ではラインアウトのミスが逆転負けのきっかけとなった。ブレイクダウンでも苦戦しており、5試合で被20トライ(1試合平均:被4トライ)のディフェンスも課題となっている。

サンウルブズ課題の防御、ベン・ヘリングDFコーチはどう見るか?

 もし、東京で敗れれば、ファンや地元メディアからの批判は高まり、プレーオフ進出への道はかなり厳しくなる。だからこそ、サンウルブズ戦は危機感をもって臨む。今季初勝利を目指す日本の狼軍団は勇敢だが、ブルズにとっても絶対に負けられない一戦だ。

 来日前のニュージーランド遠征で連敗したとはいえ、ブルズは先週、開幕から連勝街道を走るチーフス相手に健闘した。前半のポゼッション、テリトリーはともに支配率60%を超え、後半10分まではリードするなど(結果は12-28)、調子は上向いている。

 しかし、サンウルブズ戦は3人の南ア代表スターが欠場する。司令塔のSOハンドレ・ポラードとFBジェシー・クリエルはNTTドコモレッドハリケーンズに在籍していたことがあり、日本でのプレー経験を活かすと思われたが、南ア協会の選手マネジメントポリシーにより休養となり、LOルード・デヤハーは大腿四頭筋を痛めて試合メンバーには入らなかった。

 10番をつけるのは、昨年の南ア代表欧州遠征に帯同したティアン・スクーマンで、今季初先発となる。15番は成長著しいウォリック・ヘラントがつかんだ。セカンドローは、昨年の南ア最優秀新人賞にノミネートされたRG・スナイマンと、南アA代表に選出されたジェイソン・ジェンキンズが先発する。

 バックローでは、元南ア代表のアルノ・ボタがチーフス戦で膝を負傷し離脱したが、胸筋を痛めていた21歳の南ア代表候補であるハンロ・リーベンバーグが復帰。7番で今季初先発のチャンスをもらったヤネス・カーステンは泥臭いプレーも厭わないハードワーカーだ。さらに、宗像サニックスブルースのメンバーでもあるジャック・ポトヒエッターが脳しんとうから回復してベンチ入りする。

 同カンファレンスに入っているストーマーズの躍進を無視できない。そのライバルはもともとディフェンスを強みとするチームだったが、ニュージーランド人のスキルコーチが加入したこともあって強力なアタッキングチームに変貌しており、より攻撃的なラグビーに関心があるブルズもひたむきになっている。ニュージーランド遠征中はオールブラックスのアシスタントコーチであるウェイン・スミスとチーフスのデイヴ・レニー ヘッドコーチに接触して“インフォメーション・セッション”をおこなったと報じられたが、5試合で112得点(1試合平均約22得点)という物足りない攻撃力の改善もサンウルブズ戦のキーポイントとなるだろう。


<ブルズ (第7節・サンウルブズ戦) 試合登録メンバー>

1.Lizo Gqoboko  2.Adriaan Strauss(主将)  3.Trevor Nyakane  4.Jason Jenkins  5.RG Snyman  6.Nic de Jager  7.Jannes Kirsten  8.Hanro Liebenberg  9.Rudy Paige  10.Tian Schoeman  11.Jamba Ulengo  12.Burger Odendaal  13.Jan Serfontein  14.Travis Ismaiel  15.Warrick Gelant

〔リザーブ〕
16.Edgar Marutlulle  17.Pierre Schoeman  18.Martin Dreyer  19.Jaco Visagie または Hendre Stassen  20.Jacques Potgieter  21.Ivan van Zyl  22.Francois Brummer  23.Franco Naude