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【MLB】ヤ軍、田中将大がシーズン後に契約破棄行使なら再契約せず? NY紙が報じる

4/7(金) 13:16配信

Full-Count

シーズン終了後に契約破棄の権利を持つ田中、さらなる大型契約が確実も…

 今シーズン終了後に契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を持っているため、開幕前から去就に大きな注目が集まっていたヤンキースの田中将大投手。7年総額1億5500万ドル(約171億円)の大型契約の4年目となる今季、エース級の成績を残してFAとなれば、さらに条件のいい契約を勝ち取ることは確実と見られている。だが、FAとなった場合にはヤンキースが再契約に動くことはないと、ニューヨークの地元紙「デイリー・ニューズ」が報じている。

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 2日(日本時間3日)のレイズ戦では3年連続の開幕投手を務めながら、2回2/3を8安打7失点とまさかの炎上に終わり、今季初黒星を喫した田中。だが、絶対的エースとして今季も期待は大きい。初めてシーズンを通して先発ローテーションを守り、31試合登板で199回2/3を投げて14勝4敗、リーグ3位の防御率3.07、同5位のWHIP(1イニングあたりの被安打+与四球)1.08をマークした昨季のような活躍を求められている。

 そして、期待通りの成績を残せれば、シーズン終了後にさらなる大型契約を求めてオプトアウトする可能性は高いと見られているが、同紙は「マサヒロ・タナカがオプトアウトしてもヤンキースは彼を追わない、関係者が述べる」とのタイトルで特集記事を掲載。「恐らくヤンキースはシーズンの終わり、マサヒロ・タナカに“sayonara“(サヨナラ)を言う準備ができている」と伝えている。

「オプトアウトに関する話が、タナカに更なるプレッシャーを与えるでのはないか」

 記事によると、コストのかかる28歳右腕との長期契約は「行わないだろう」とチーム関係者が明言したという。そして、田中の代理人であるケイシー・クロース氏がオプトアウトの可能性をチラつかせることで、球団側を困らせているという事実も関係者は同紙に明かしたようだ。

 さらに、「(オーナーの)ハル・スタインブレナーは、CC・サバシアとマーク・テシェイラの契約で未だに痛い目に遭っている」とも指摘。大型契約を結んだ2人が不良債権化し、チーム編成に頭を悩ますことになった事態の二の舞いは避けたいというわけだ。

 記事では、田中がオプトアウトしなかった場合、2018、19年は2200万ドル(約24億3000万円)、20年は2300万ドル(約25億4000万円)の契約が残っており、満了時には31歳になることも紹介。また、「オプトアウトに関する話が、タナカに更なるプレッシャーを与えるでのはないかと、ヤンキースは懸念を抱いている。2回2/3でキャリアハイの自責7を記録した開幕戦の開幕の乱調に影響を及ぼしたのではないかと考えている」とも伝えている。

 昨季同様の成績を残し、FAとなれば、1年平均3000万ドル(約33億1000万円)を超える大型契約を手にすることは確実とも言われている田中。ヤンキースが田中を残留させるべきとの声は根強いが、ブライアン・キャッシュマンGMはオプトアウトする前のシーズン中に契約延長を行うことはないとの方針も以前に明らかにしている。今回の報道の通り、本当に名門球団が田中との再契約に動かないのであれば、シーズン後には「ヤンキース愛」との狭間で難しい選択を迫られることになる。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/7(金) 13:34
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