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トロントは今も“川崎ロス“!? 地元メディアが「去った選手」特集で紹介

4/7(金) 22:03配信

Full-Count

ブルージェイズを去った選手の現在を紹介「ファンにとって、ひどく悩ましい癖」

 カブスから6年ぶりにソフトバンクに復帰した川崎宗則内野手。メジャーでは、底抜けに明るいキャラクター、ひたむきなプレーぶりで人気を誇ったが、2013?15年に所属したブルージェイズ時代に本拠地ロジャーズ・センターで浴びていた歓声は特に圧倒的で、その勇姿は今でもファンの脳裏に焼き付いている。

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 地元テレビ局の「スポーツネット・カナダ」電子版は、近年、チームを去った選手たちの現状を特集する記事を掲載。その中で、川崎の不在を惜しんでいる。特集は「スポーツは物思いに耽る貴重な機会を提供してくれる。去っていった人を考えるのはファンにとって、ひどく悩ましい癖である」との一文でスタート。10人の元ブルージェイズ選手の中に、川崎が登場する。

 川崎は2012年に海外FA権を行使してマリナーズとマイナー契約。キャンプでアピールし、開幕メジャーを勝ち取った。そして、2012年にはブルージェイズと新たにマイナー契約。開幕まで1か月を切った中での加入だったが、4月にメジャー昇格を勝ち取ると、瞬く間に人気者になった。

 ロジャーズ・センターのインタビューで見せた「アイ・アム・ジャパニーーーズ!!」の絶叫、そして野球少年のような全力プレーでファンの心をガッチリとつかみ、打席に立つ際には主砲ホセ・バティスタを上回る歓声を浴びた。

「カワサキは落胆しているわけではない」

 また、メンバー外ながらもチームに帯同した2015年のポストシーズンでは、ムードメーカーとしてチームの躍進。地区シリーズ進出直後に地元テレビ局の生中継に飛び入り参加し、片言の英語で「僕たちは何も恐れていないし、チームの誰しもが恐れていない。まだまだ重要な試合が残されている。考えすぎることなく、バットを振ること、投げること、ボールを捕ること、こういった一つ一つのプレーに集中して、勝利をつかみたい!」と話した様子は、地元メディアから「歴史に残るインタビュー」と絶賛された。

 この年限りでブルージェイズを去り、昨年は同じようにカブスでポストシーズンも帯同して108年ぶり世界一を経験した川崎。だが、トロントの人たちは今でも川崎を恋しく思っているようだ。

 記事では「昨シーズン、カワサキはシカゴ・カブスで14試合に出場した。彼はポストシーズンのロースター入りを逃したが、ワールドシリーズではチームに帯同した。(今年の)スプリングトレーニング終盤、カブスはファンのお気に入りである35歳を放出した。そして数日後、彼は福岡ソフトバンクホークスでプレーするために、母国である日本に戻った。メジャーリーグでのキャリアに終わりを告げたようだ。しかし、カワサキは落胆しているわけではない」と紹介。日本復帰後も、川崎が明るさを失っていない様子を伝えている。

 なお、川崎以外に紹介されているのは、以下の9人となっている。

◯エドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)

◯マイケル・ソーンダース(フィリーズ)

◯ドリュー・ハッチソン(パイレーツ)

◯ケンドール・グレーブマン(アスレチックス)

◯クリス・コラベロ(インディアンス)

◯アダム・リンド(ナショナルズ)

◯ブレット・ロウリー(FA)

◯R・A・ディッキー(ブレーブス)

◯コルビー・ラスマス(レイズ)

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/7(金) 22:12
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