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偽ブランド品 94%が中国から 日本語サイトで購入も中身は… 沖縄税関で最多

4/7(金) 6:00配信

沖縄タイムス

 2016年に沖縄県内で輸入を差し止めた偽ブランド品などの知的財産侵害物品の件数は472件で、11年の統計以降、最多となったことが、沖縄地区税関(石川三千夫税関長)のまとめで分かった。6年連続で増加している。

 差し止めた472件のうち、中国からの輸入が444件で全体の94・1%を占めた。品目別では、偽ブランドの「バッグ類」が287件で最多だった。女性用のハンドバッグや財布が多かった。

 差し止めた商品数は計3127点で、スマートフォンのケースなどの「携帯電話および付属品」が837点(26・8%)で最も多く、前年比で3・4倍増加した。「バッグ類」は例年、差し止め件数が多いが、その年によって上位を占める物品は変動するという。

 著名人が身につけたサングラスやバッグが流行したり、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などの世界的なスポーツイベントの開催年には、関連する商品の偽物が流通する傾向にある。

 同税関が差し止めた472件のうち、郵便物が452件(95・8%)で、一般貨物20件(4・2%)を大きく上回った。税関職員が那覇中央郵便局に届いた郵便物をX線検査し、バッグの形や衣類、同じ形の物が大量に梱包(こんぽう)されているものを開封して、偽物かどうかを判断している。

 インターネットの日本語サイトで、安価で購入した商品が中国から発送され、中身が偽物のケースが多いという。

 同税関は「侵害物品を容認や購入しない意識を持ち、疑わしいものには手を出さないで」と注意を呼び掛けている。

最終更新:4/7(金) 11:25
沖縄タイムス