ここから本文です

炭素繊維事業化へ投資 サンコロナ小田検討

4/7(金) 2:38配信

北國新聞社

 サンコロナ小田(小松市)は研究開発を進める炭素繊維複合材料の事業化に向け、設備投資の検討に入る。同社の熱可塑(かそ)性炭素繊維ランダムシートは、高強度で複雑な成型と短時間での高速プレス加工の両方に対応でき、国内大手スポーツメーカーや自動車メーカーが関心を寄せている。5日から東京で始まった展示会に出展し、強みを売り込んでいる。

 炭素繊維ランダムシートは金沢工大の革新複合材料研究開発センターなどの協力で開発し、特殊樹脂を染み込ませた炭素繊維テープ片を厚さ2ミリの中に20層、ばらばらの向きに積層した。どこから力をかけても高強度が保たれ、複雑な形状の加工に強みがある。トップアスリート向けの靴底に使う動きがあるほか、表面が滑らかで塗装しやすい点を評価して自動車部品への採用も検討されている。

 東京・有明の東京ビッグサイトで開かれている「高機能プラスチック展」に初めて単独出展した。小田外喜夫社長は「メーカーからは具体的なニーズが寄せられており、事業化がみえる段階にきた」と話した。

北國新聞社

最終更新:4/7(金) 2:38
北國新聞社