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借り換え検討者必見 比較サイトの注意ポイントとは

4/8(土) 15:00配信

ZUU online

GoogleやYahoo!において「住宅ローン 借り換え」と検索すると上位に多く表示される「比較サイト」は、借り換え検討者にとっては簡単に商品比較ができ、非常に便利なものかもしれません。しかし、比較サイトを利用するうえで、実は注意したいポイントがいくつかあります。

■そもそも住宅ローンの借り換えをなぜ行いたいのか?

そもそも住宅ローンの借り換えを検討しようと思った人は、なぜ自分が借り換えしようとしているのかを今一度じっくり考えてみましょう。金利が高いから、借り入れ期間がまだ長く続くから、少しでも毎月の負担を減らしたいから、たまたま比較サイトを見てよさそうだからなど、さまざまな理由が挙げられるのではないでしょうか。

この時に、まず「本当に負担が減るのか」という観点でチェックすることが最も重要です。借り換え検討者がよく使う比較サイトには、適用金利が低い順などで銀行ランキングが紹介されていることが多いです。しかし、これには注意したい点があるのも事実です。

■3つのポイントをしっかり確認しよう

比較サイトを利用する前に、まず3つのポイントを知っておきましょう。それは「金利」、「条件付き」、「諸費用」という観点です。

比較サイトでは、現在の最低金利を前面に押し出していることが多いために、どうしても金利だけに目がいきがちです。しかしながら、そこに記載されている金利が必ずしも全員に適用されるわけではありません。つまり、審査に通ったとしても、条件によっては適用される金利が比較サイトのものよりも高くなってしまうなどのケースがあります。

また、10年固定金利(表示は固定金利)などのランキングでよくみられるのが、固定金利終了後の割引幅が大きく異なるにもかかわらず、現時点での適用金利のみに焦点があてられてしまっていることです。例えば、10年後の割引幅が当初0.5%→1.75%の銀行が上位で、当初0.6%→0.75%の銀行が下位と、総返済額の少ない方が下位になってしまっていることが実際にあります。つまり、当初の金利で順位付けされているだけで、ユーザー目線にはなっていないということです。

こうした点を事前に把握しておかなければ、実際申し込み手続きを行い審査が下りたとしても、フタを開けてみたら他社で借りたほうがよかった、といった事例を生み出しかねません。最低金利と最高金利に幅のあるケースや固定期間終了後の割引幅が考慮されていないケースでは、借り換えのためにかけた時間や労力に対して、まったく割に合わなかった、ということも十分にありえるのです。

条件付きで金利が低くなるケースも同様です。条件を満たしていなければあまり優遇されない、ということも起こりえます。こうした条件を自身でしっかりと把握しておかなければいけません。

もう一点、諸費用をしっかりと把握することです。銀行によって諸費用が大きく異なるにもかかわらず、比較サイトではそれが反映されず、金利だけが順位付けに採用されてしまっています。金利は低いものの、費用が高く、結果あまりメリットがなく手間がかかっただけというケースがあります。そのため、事務取扱手数料など借り換え時の諸費用がどのぐらいかかるのかをしっかりと確認してから審査に申し込む必要があります。

また、借り換え後に繰り上げ返済でさらに返済額を圧縮する可能性のある方は、当初の借り換え時には繰り上げ返済のことまでを気にしている人は少ないと考えられます。そして、一旦負担が減ってよかったと思いきや、その後いざ繰り上げ返済を行おうとすると、条件等があり思うように進まないということもありえます。このような、後のことも考えた借り換えを検討する必要があります。

■一番の借り換えメリットを享受できる方法は?

比較サイトは、誰にでもわかりやすく非常に便利であるといえます。実際に多くの人に使われ続けていることがその証明でしょう。しかし、上記のような注意したいポイントがあるのも事実であり、それらのポイントに気をつけながら自身で借り換えを行える人は、比較サイトをうまく活用すべきかもしれません。

しかし、多くの人は住宅ローンの知識があるわけではなく、使える時間が限られています。そんななかで、自分にあったベストな借り換えを成功させることができるのでしょうか。おそらく、ネット上の情報を参考にして自身で借り換えてみた結果、失敗してしまった人も多いことでしょう。

少しでも不安に思った方は、情報収集は比較サイトでできたとしても、実際に借り換えを行う際には住宅ローン専門のプロに相談し、プロとともに審査を進めていくほうが無難といえます。相談することで、その後のアフターフォローも含めて、現状からみてその人にあわせた最適な借り換え先へ導いてくれることでしょう。(提供:住宅ローンのすゝめ)

最終更新:4/24(月) 20:25
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