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女子大生に広がる「写ルンです」ブーム、その理由は

4/8(土) 6:30配信

BuzzFeed Japan

女子大生など10代後半~20代の女性たちの中で「写ルンです」の流行が続いている。Instagramのハッシュタグは大きく盛り上がり、原宿の富士フイルムの直営店では、売り上げが2014年以前より5倍も増えた。2年ほど前から徐々に始まったブームは、衰える気配がない。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

iPhoneやスマホであれだけきれいな写真がたくさん撮れるのに。なんでいま、「写ルンです」なのだろう。

ノスタルジーな雰囲気が「エモい」

「目新しい気がしたんです。無限にパシャパシャ撮れないワクワク感とか、現像を待っている間の感覚とかも新鮮。フィルターかけなくてもいい感じになるし」

そうBuzzFeed Newsの取材に答えるのは、1年ほど前から「写ルンです」を愛用している女子大生のangeさん(21)だ。

「やっぱり、27枚しか撮れないっていうのが良いですね。一枚一枚、大事にできるから。それに、フィルターをかけなくてもいい感じになるのが好き」

「連写もできないし、ノイズも入る。暗いところではうまく撮れない。フラッシュを焚くと人が浮かび上がる。そういうノスタルジーな雰囲気が、エモいです」

写真が好きな友達は、だいたい「写ルンです」を持っているという。どうして、iPhoneじゃダメなのか。

「やっぱり雰囲気かな。iPhoneの写真って綺麗になりすぎて、つまらないんですよね(笑)」

販売本数は5倍に

「写ルンです」の売り上げは、ここ数年で急上昇している。

富士フイルムによると、原宿の直営写真店「WONDER PHOTO SHOP」では、2015年の夏ごろから販売本数が伸び始めた。それまで月20本以下の販売だったものが、その年12月以降、月に100本以上になったそうだ。

BuzzFeed Newsの取材に対し、「ここ1年ほどで、10代後半~20代の若い世代を中心に再び人気を集めており、需要は下げ止まりつつある傾向がみられます」とコメントする富士フイルム。ブームを、こう分析する。

「『写ルンです』の流行は、アナログを知らないスマホ世代の若年層に自然発生的に起きたものと考えております」

「物心付いた時からデジタルに慣れ親しんだ若い世代の方にとって、フィルム独特の風合いを新鮮に、さらに現像をしないと何が写っているかわからないワクワク感にも魅力を感じていただいているのでは」

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最終更新:4/8(土) 10:53
BuzzFeed Japan