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なでしこの新主将・熊谷 「プレーで引っ張る」 9日国内初陣コスタリカ戦へ決意

北海道新聞 4/8(土) 7:00配信

女子サッカー躍進の中心に

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が9日、熊本市でコスタリカ代表との国際親善試合に臨む。監督が代わり、新体制となったチームの主将を務めるのが札幌出身の熊谷紗希選手(26)=リヨン=だ。「自分の経験を伝え、プレーでチームを引っ張る」。2019年女子ワールドカップ(W杯)での世界一奪還、そして20年東京五輪での金メダル獲得へ。新たな“なでしこの顔”が、新チームの国内初陣に挑む。

 7日、試合会場となる熊本県民総合運動公園陸上競技場。降りしきる雨の中で始まった練習で、熊谷選手はチームの先頭を切ってピッチに現れた。若手選手に積極的に声を掛けて回り「チームの状態はいい。準備はできている」と笑顔を見せた。

 経歴は華々しい。08年北京五輪は高校生ながらバックアップメンバーに名を連ね、主力として20歳で迎えた11年女子W杯で初めて世界を制した。同年から強豪ひしめく欧州のクラブチームで活躍し、12年ロンドン五輪は銀メダル、15年W杯カナダ大会も準優勝と、常に日本女子サッカー躍進の中心を走ってきた。

世代交代進むチーム「先頭に立つ」

 主将への抜てきは、思わぬ形でやってきた。日本は昨春のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選でよもやの敗退。直後に就任した元女子日本代表主将の高倉麻子監督(48)が、急ピッチで世代交代を進める中で「経験が豊富で年齢もちょうどいい。性格も明るくて前向き」と、今年1月の国内合宿で主将を熊谷選手に託すと決めた。

 圧倒的な存在感でチームを率いてきた澤穂希さん(38)=15年に引退=や、宮間あや選手(32)から受け継いだ主将の重責。2人とともに世界を相手に戦ってきた熊谷選手は「澤さん、あやさんと同じことはできないが、2人から学んだことを生かし、チームの先頭に立っていきいたい」と、自分らしい主将像で仲間を支える覚悟だ。

北海道新聞社

最終更新:4/8(土) 7:00

北海道新聞

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