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広島ドラ1加藤が見せた度胸の良さ 緒方監督大絶賛「次なければウソでしょう」

4/8(土) 7:20配信

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あと一歩で大記録逃すも本人は「そんなに甘くない」

 広島の加藤拓也が7日の東京ヤクルト戦で先発し、9回途中1失点でプロ初登板初勝利を挙げた。9回1死までノーヒットと、あと一歩で大記録という堂々たる投球だったが、お立ち台で加藤は「すごくホッとしました」と笑顔も見せた。

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 開幕ローテの6人には入れなかったが、扁桃炎で登録抹消となったジョンソンに代わっての先発となった。序盤から四球を連発する不安定な内容だったが、徐々に落ち着きを取り戻し、中盤以降は東京ヤクルトの強力打線に安打を許さなかった。

「球数的に代わるかもしれないと思ったが、ゼロだったのでいくしかないと思った」という加藤は、「意識はしなかったけど、知っていました」と、9回1死までノーヒットを続けた快投を振り返った。

 内野陣にも好プレーが続出し、試合が進むにつれて、記録達成への期待が高まった。「いいプレーもあったので、もしかしたらあるかなと思った」という加藤だが、9回1死からバレンティンに三遊間を抜かれ、「まあ、こんなものだなと思った。そんなに甘くない」と、悔しそうな様子は見せなかった。

緒方監督は先発ローテ入り示唆「また役割果たせば、その次につながっていく」

 エースのアクシデントによる急遽の先発も「もともと今日は下(2軍)で投げる予定だった。場所が変わっただけ」と意に介さず、「緊張はするけど、右も左もわからなくなるようなことはない」と、度胸の良さを垣間見せた。

 ドラ1ルーキーの快投に、緒方監督も「これで次がなければウソでしょう」と称賛し、「次もまた先発の役割を果たせば、その次につながっていく」とローテ入りを示唆した。

 加藤も「こういうチャンスを、しっかりつかまなければいけないと思っている」と力強く語った。黒田の引退に、エースのいきなりの離脱と、不安の多い先発陣に、頼もしいルーキーが割り込んできそうだ。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

最終更新:4/8(土) 7:20
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