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「トミカ」半世紀、不動の売れ筋とは? 「変わり種」「進化系」も

4/8(土) 16:40配信

乗りものニュース

人気はやはり「速い」「かっこいい」

 47年の歴史を持つタカラトミーのミニカーブランド「トミカ」は、毎月第3土曜日に新作が発売されて続けています。なかには「初回特別仕様」が用意されるものや、販売店オリジナル商品などもあり、すぐ売り切れることもあります。

【写真】これぞ変わり種? 漆塗りの「フェアレディZ」

 これまで「トミカ」には、どれほどの車種が生まれているのでしょうか。タカラトミーのトミカ企画部 岸田 敬マーケティング課長に聞きました。

――「トミカ」にはどれくらいの車種があるのでしょうか?

 現状で900車種くらいでしょうか。ただ、たとえばトヨタ「クラウン」にはパトカーやタクシーなど多くの種類がありますが、それらを一緒にしてひとつの車種とした場合の数です。

――そのなかで、売れ筋の傾向などはあるのでしょうか?

 いわゆる“働くクルマ”とスポーツカーですね。前者については、その特徴や街を守るといった役割がわかりやすい点、後者はやはり形が人気のポイントでしょう。「速い」「かっこいい」が男の子の人気を集めるのは昔から変わりません。

――やはり王道が人気なのですね。逆に変わり種というと、どのようなものがありますか?

 いろいろありますが、たとえば過去に発売した「恐竜搬送車」「首長竜搬送車」「動物運搬車」など、インパクトのあるモノを運ぶ車両は、一見して変わり種かもしれません。現在の定番では「ハンバーガーカー」「フライドポテトカー」も人気ですね。

「恐竜搬送車」とは? 変形・合体する「進化系」も

――「恐竜搬送車」はあり得ないですね! どういうものでしょうか?

 実は、恐竜やハンバーガーの大きな模型を運んでいるトラックという設定なのです(笑)。モノを運んでいるクルマはけっこう人気で、恐竜やハンバーガーなども子どもが好きなものですから、こうした商品には根強い支持があります。

――最近の変わり種はありますか? またそうした意外なクルマは、タカラトミーが探してくるのでしょうか?

 前田製作所の「かにクレーン」も珍しいかもしれません。クローラクレーンに、4本の可動する脚(アウトリガ)を備えたものです。これは我々で見つけて、メーカーにアプローチし商品化ました。一方で、災害現場を照らす強力なライトを備えた国土交通省「照明車」は、“防災の啓蒙”という目的で同省から依頼を受けて作ったものです。同省とのコラボは、これが初めてです。

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