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米軍、巡航ミサイル59発でシリア攻撃 シリアの国営テレビ「アメリカによる侵略」

4/8(土) 18:36配信

AbemaTIMES

 シリアで化学兵器によるとみられる空爆が起きたことを受けて、アメリカのトランプ政権はシリア政府軍の施設を巡航ミサイルで攻撃した。中国の習近平国家主席との夕食会を終えた後の会見でトランプ大統領は「今夜、化学兵器による空爆を行ったシリアの空軍基地に対する攻撃を指示した」と発言した。

 また会見では過去のシリア政策は失敗だったとも強調。軍事行動に動かなかったオバマ前大統領との違いを打ち出したが、シリアの後ろ盾でもあるロシアとの関係が一気に緊張するという可能性もある。

 米中首脳会談の最中に攻撃を行った理由については、今回の会談の最大のテーマで、トランプ大統領が先制攻撃も辞さないとしている北朝鮮問題について、アメリカは本気だと中国にプレッシャーをかける狙いがあるといえる。

 アサド政権に対するアメリカによる初めての直接攻撃で国防総省は「シリア政府の化学兵器による攻撃への対応策だ」という声明を出した。

 国防総省によると発射されたミサイルは巡航ミサイルのトマホークで、地中海に展開するアメリカ海軍の駆逐艦2隻から計59発がシリア政府の空軍基地、軍用機、滑走路、燃料施設などに向けて放たれた。作戦はすでに終わっているという。

 シリアで化学兵器ではないかとみられる空爆があった後、トランプ政権は「アサド政権に責任がある」などと非難していた。米軍の攻撃に対してシリアの国営テレビは「アメリカによる侵略だ」としている。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:4/8(土) 18:36
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