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【F1中国GP】FP3詳報:フェラーリ1-2位独占。メルセデスは0.3秒遅れ

4/8(土) 14:52配信

motorsport.com 日本版

 日本時間4月8日13時、2017年F1第2戦中国GPフリー走行3回目(FP3)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

【リザルト】第2戦中国GP:フリー走行3回目

 中国GPの初日は、悪天候に伴う視界不良のせいでメディカルヘリが飛行できなかったため、全てのドライバーがほとんど走行することができなかった。さらに日曜日も再び悪天候になるという予報もあり、土曜日中に決勝レースを行うことが、FIAとチーム間で検討された。日曜日に悪天候になる可能性は現時点でも高いままだが、メディカルヘリが飛べないほどではないと判断され、結局土曜日以降のセッションは、当初の予定通り行われることになった。

 とはいえ、予選と決勝に向けた準備時間は、この日行われたFP3の1時間限り。大忙しのスケジュールが始まったわけだ。

 2日目の空模様は薄曇りではあるが、気温21度、路面温度33度と温暖なコンディション。路面は待望のドライだ。

 残された練習時間を最大限に活用するため、セッションスタートから5分後には全てのドライバーがコースイン。各車、インスタレーションラップで持ち込んだセットの確認などを行なった。その間、メルセデスのバルテリ・ボッタスのTウイングが外れてしまった。しかし、ボッタスはピットに戻りそれを修繕する時間も惜しみ、そのまま走行を継続した。

 まずタイムを記録したのはレッドブルのダニエル・リカルド。スーパーソフトタイヤで1分35秒647を記録し、ロングランに入った。フェラーリのセバスチャン・ベッテルとメルセデスのルイス・ハミルトン、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはスーパーソフトタイヤ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)とキミ・ライコネン(フェラーリ)もソフトタイヤでロングランを行なった。

 セッション後半、新しいスーパーソフトタイヤに履き替えたライコネンは、1分34秒519とトップタイムを記録。昨年のポールポジションタイムを上回った。ライコネンは「リヤタイヤで苦労している」とチーム無線で報告した。

 ライコネンに続いてアタックを行ったベッテルは、1分33秒336とトップタイムを大幅に更新。同じタイヤで2度目のアタックを開始したライコネンは自己タイムを更新するものの、ベッテルのタイムを上回ることはできなかった。予選シミュレーションを終えたフェラーリは、再びロングランへ。

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、スーパーソフトタイヤで1分35秒092を記録し、フェラーリ勢の後ろにつけた。

 次にリカルドが新たなスーパーソフトタイヤを投入したものの、1分35秒092でマッサと1000分の1まで同タイムとなり4番手となった。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグも、スーパーソフトタイヤでレッドブル勢の背後につけた。

 巻き返しを目指すメルセデスは、スーパーソフトタイヤのボッタスが最終コーナーでリヤを滑らせながら1分34秒333を記録。同じタイヤのハミルトンは1分34秒093をマークしたが、ベッテルのタイムには届かず。

 すかさず新しいスーパーソフトタイヤを投入してコースインしたベッテルがタイムアタックするも、自己ベストにわずかに届かなかった。一方のライコネンはベッテルに続いて1分33秒389をマークしたことで、メルセデス勢を上回った。

 セッション残り10分を切ったところで、フェルスタッペンがスーパーソフトタイヤを投入し、1分34秒946をマーク。なんとかマッサのタイムを上回ったものの、マッサがさらにタイムを更新。レッドブルは再びマッサの後塵を拝することになった。またウイリアムズのルーキー、ランス・ストロールもタイムを更新し、レッドブル勢の背後につけた。

 メルセデスもラストアタックを行った。ボッタスが1分33秒707、ハミルトンが1分33秒879とタイムを更新するが、フェラーリには約0.3秒及ばなかった。

 結局、フェラーリのふたりが1-2番手を占め、メルセデスがその0.3秒落ちのタイムで背後に並んだ。フェラーリ勢は開幕戦の勢いを維持しているように感じられる。真の実力は、この後の予選で明らかになることだろう。

 メルセデスから0.8秒遅れのマッサが5番手、レッドブルのふたりがマッサと0.3秒差で6-7番手。ストロールが8番手タイムと健闘し、ルノーのジョリオン・パーマーもセッション前半でスピンしながらも、後半で9番手タイムを記録することができた。10番手はトロロッソのカルロス・サインツJr.が続いた。

 マクラーレン・ホンダは、トップから2.5秒差つけられ、フェルナンド・アロンソが17番手、ストフェル・バンドーン19番手だった。

 中国GP予選は、この後日本時間16時からスタートする。