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25年ぶり景気「拡大」、日銀金沢支店 北陸、上方修正

4/8(土) 1:18配信

北國新聞社

 日銀金沢支店は7日、北陸三県の景気判断について「緩やかに拡大している」とし、2カ月ぶりに上方修正した。スマートフォン関連の電子部品や建設機械で生産水準が向上し、低金利を追い風に住宅着工も伸びた。景気判断で「拡大」の文言を用いたのはバブル期直後の1991年11月以来、25年5カ月ぶりとなる。

 前月は「着実に回復している」との表現だった。項目別では生産と住宅投資をともに「着実に増加している」に上方修正した。

 生産は、北陸の1月の鉱工業生産指数(季節調整済み)が137・2と過去最高を記録した。企業への聞き取りによると、昨秋以降、スマホ関連部品の生産が増加を続けており、建機は中国向けの受注が回復している。

 住宅投資では、大型商業施設の開業などに伴う雇用拡大と金利低下を背景に、貸家を中心に着工が増えている。北陸の2月の新設住宅着工戸数は前年同月比21・0%増となり、2カ月連続で2けたの伸び率となった。

 会見した小澤浩太郎支店長は「新幹線の開業効果が持続する中、北陸の景気は回復から本格的な拡大に向かうステージにある」との見方を示した。

北國新聞社

最終更新:4/8(土) 1:18
北國新聞社