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Snap上場1カ月、先行き占う3つの課題

4/9(日) 7:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

Snapchatを運営するSnapが上場してから1カ月が経過した。アナリストたちは同社に好意的だ。

【グラフ等付き記事は、こちらからご覧いただけます】

複数の投資銀行は目標株価を20ドル台後半とし、同社の株を「買い」と評価した。

だが、UBSアナリストらは慎重な見解を保ち、今後12カ月の目標株価は24ドル(約2700円)と中立的な評価を下している。

「Are Ghosts Real?(ゴーストはいるのか?)」と題した調査書の中で彼らは、今後1年間で同社の先行きを左右する3つの疑問を提示した。

1. 3年以内にDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)を2500万人まで引き上げることができるか

Snapはさらなるユーザーの獲得に注力しており、優れた広告チームを有していることから、UBSのアナリストらはこの目標は達成可能と見ている。

ユーザーのスマートフォン使用時間は増加傾向にあり、通信にかかる費用も下がりつつあることが追い風となっている。Snapchatの原点である「モバイルファースト戦略」が当たっている。

下記のグラフは北米、ヨーロッパ、そしてその他の地域における過去のユーザー数とUBSによる成長予測だ。

目標達成には、35才以上のユーザーの獲得が鍵となる。

Snapは若年層から大きな支持を得ている(若年層の方がアプリの使用時間が長く、デジタルコンテンツへの適応が早い)。しかし、広告主にとっては、より年齢が高い層の購買力も大きな魅力だ。

下記のチャートはSnapchatユーザーの年齢分布

UBSは、競合サービスの増加も同社の成長に影響をおよぼすリスクとして挙げている。FacebookはSnapchatに対抗し、ストーリー機能を導入した。

Snapはユーザー体験を重視しており、急速な成長とは一線を画そうとしている。UBSはSnap創業者エヴァン・シュピーゲル氏が上場のプレゼンテーションで発言した「大きいことが必ずしも良いことではない」というコメントに注目している。ユーザーは、現在、snapchatを1日あたり25分~30分使っている。

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