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PTAの意味とは?PTA役員になったらこう考えよう!

4/9(日) 12:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

多くの学校にはPTA組織があり、新学期には役員決めも行われます。役員は、組織の中での取り決めをしたり、指導的な役割を果たしたりする人です。多くの保護者のかたにとってPTA役員は大変で、できればやりたくないというイメージがあるようですが、そもそもPTAは子どもたちの学校生活を豊かにするために生まれたもの。実際に役員になったらどう考え、どう行動すればいいのでしょうか。

PTAの活動は、子どもたちの学校環境をよくするためにある

PTA(Parent Teacher Association)は、戦後の日本にアメリカからやってきた考え方による組織です。主な目的は、保護者のかたと先生が協力し合って学校運営に携わり、子どもの学習環境を整えていくということ。運動会や文化祭の運営をお手伝いしたり、廃品回収やベルマークの収益で学校に必要なものを購入したりするなどの活動も行います。学校運営は先生が中心になって行うものではあるのですが、先生たちだけではやりきれない部分を、保護者のかたたちが中心になって補っていくのです。

PTAの最近の問題点…PTAは忙しい保護者のかたたちには難しい活動?

PTAへの加入はほとんどが任意です。しかし、その確認がないまま入学し学校生活が始まるために強制のように考えられ、「無理があっても入るべき」という怖いイメージがついてしまいました。また、日中(子どもたちが学校にいる間)の活動が多く、働く保護者のかたにはつらいなど大変なイメージも強まり、悪いうわさが先行する傾向があるようです。

PTAには古い歴史があります。そのため、「子どものため」と言いつつ昔ながらの伝統を守っているだけで、現代では意味が薄れてしまっている行事や仕事があるのも事実です。ライフスタイルの激しい変化にうまくついていけない部分もあるのかもしれません。

しかし、最近はこういった問題も注目され、改革が進むPTAが増えています。子どもだけでなく、保護者のかたたちの置かれた環境も変化しているということが認識されてきたのです。

できれば役員になる前に予備知識を。イメージとうわさだけを信じないで

「PTA役員になりたくない」という人は、PTAがそもそもどんな活動をしているのかをいま一つ理解していないことが多いようです。確かに、PTA活動のための時間の工面は必要ですが、役員は各学級に数名ずついるもの。たくさんの人が少しずつ時間を割いているだけで、ひとりの負担は軽いのかもしれません。また、仕事をしている人には、自宅でできるパソコンを使った仕事や持ち帰りのできる手作業の仕事もあり、必ずしも学校に出向く必要はなく、無理なく活動できる場合も多いのです。

PTA活動に疑問がわいたら、頭からうわさを信じるのではなく、PTAが発行しているお手紙や規約などをしっかり読んでみましょう。学校の先生たちが発行するものと比べ、つい軽んじてしまいがちですが、実はさまざまなことが書かれており興味深いものなのです。PTA活動についての工夫や変革も公開されており、その学校のPTAが理解しやすくなります。

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