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疲れているのに子どもが言うことを聞いてくれないときには……?

4/9(日) 14:01配信

ベネッセ 教育情報サイト

子育ては、誰にとっても大変です。でも何度言っても子どもが言うことを聞いてくれないとさらに疲れが倍増。「ママとして失格?」など落ち込んだり、どうしたらいいかわからなくなることも。泣きたい気分になってしまうとき、どんなふうに乗り切ればいいのでしょうか?

子どもはなぜ言うことを聞いてくれないの?

子どもがゲームを止めない、片付けをしない、ごはんを食べてくれない…忙しいときに限って、なかなか子どもが言うことを聞いてくれないということありますよね。
そんなとき、子どもをコントロールしようという気持ちが働いていませんか? 子どもは、親のいうことを聞くのが当然と思うのは間違い。まして、感情で声を荒げるのはもってのほかです。感情的になることで、子どもは傷つくことも。また、ヒステリーになることで「また言ってる…」くらいに思われ、聞き流されるようになります。

言うことを聞かないからと、「片付けないなら、夕ごはん抜き!」など、脅迫型の怒りを子どもにぶつけるのもNG。最初の頃は言うことを聞いても、実行されないことに気づくと子どもは言うことを聞かなくなってしまいます。

とくに疲れているときは、つい感情的に言ってしまったり、脅迫型の叱りかたをしてしまいがちに。そのせいで、さらに子どもが泣き喚いたり、言うことを聞かない…ママは疲れ果て、泣きたい気分になるという、収拾がつかない状況に陥ってしまうのです。
このまま悪循環に陥るのではなく、ちょっと立ち止まってみるのもいいのでは?

心にゆとりをもつこと

子どもは、大人が思っている以上に冷静に、大人の行動を見ています。また、自分をアピールしたいと思っています。大好きなママに自分の存在をもっと知って欲しいし、もっと気に留めて欲しいのです。

だけど、ママはいつも忙しそう。忙しいと子どもに向き合う優先順位も下がってしまいます。子どもが話しかけてきたとき、「お洗濯が終わったらね」「今、ごはんを作っているからあとでね」など、あと回しにされると子どもは自分の存在を否定されたような気分になってしまうもの。家事も大事ですが、子どもの聞いて欲しい思いをあと回しにしないことです。あと回しにされ続けると、どうせ聞いてもらえない…と自分の存在に自信をなくてしてしまうことにつながってしまいます。

疲れていて、子どもが言うことを聞かないという状況は、ママのイライラを増幅させますが、考え方を変えて接することで、子どもが言うことを聞いてくれるかもしれません。ママがイライラしていると子どもも不安定になります。むしろ疲れているときこそ、思いやりを持って子どもに接することが大事なのです。

自分がこんなにイライラしているママになるなんて…と思っているかたもいるのでは。理想ではない自分の姿にがっかりすることもあるかもしれませんね。でも、思い出してみてください、赤ちゃんが生まれたときは、もっと子育てを楽しみたいと思ったはず。そのときと今の違いはなんでしょうか。心のゆとりの有無ではないでしょうか。
そしてもうひとつ、子どもが言うことを聞かないときは、子どもがママに自分を見て欲しいと思っているからかもしれません。心にゆとりを持てば、気づけることもいろいろ。
がんばるのではなく、リラックスすることも忘れないで!

参考:「イライラしない子育ての本~怒らずに子どもを伸ばすコーチング~」川井道子 著(大和書房)

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