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池田朋弥(誉高等学校)が自身初の全国制覇 [MUFGジュニアテニス]

4/9(日) 10:30配信

THE TENNIS DAILY

「MUFGジュニアテニストーナメント」(4月4~8日/愛知県・東山公園テニスセンター)の大会最終日は、男女シングルス決勝と3位決定戦、女子コンソレーション決勝が行われた。

池田朋弥(誉高等学校)と坂詰姫野(山梨学院高等学校)が優勝 [MUFGジュニア]

 センターコートで行われた女子決勝では、第1シードの坂詰姫野(山梨学院高等学校/新潟)が第2シードの川村茉那(CSJ/茨城)に6-3 6-0のストレート勝ちを収めた。

 ゲームの序盤は1-1からお互いにブレークして2-2となり、その次の川村のサービスゲームも坂詰がブレーク。そのまま1ブレークアップを守り続けて第1セットをものにした。

 積極的に勝負を仕掛ける坂詰に対してアンフォーストエラーの目立った川村は、第2セットになるとさらにミスが増える。坂詰が5ゲームを連取し、デュースにもつれた6ゲーム目は坂詰が2つ目のマッチポイントをものにして優勝を勝ち取った。

「集中するところで集中しきって、取るべきところで取れたのがよかった。今大会で反省点がたくさん見つかったので、それを高校に行って修正していければいいと思う」と坂詰。

 昨夏は全日本ジュニアU16と全中で準優勝に終わり悔しさを味わったが、昨年11月の中牟田杯に続いて頂点に立ち、笑顔を見せた。

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 男子決勝は第2シードの池田朋弥(誉高等学校/愛知)が第3シードの坂川広樹(楠クラブ/千葉)を7-6(5) 2-6 6-3で破った。

 第1セットは坂川がいきなり4ゲーム連取の好スタート。それでも「彼のサービスは(この年代では)日本で一番いいので、2ブレークは出来すぎ。4-3になっても焦りはなかった」と振り返る。

 坂川は4-3から長いデュースになったゲームを奪い切り、5-4からサービング・フォア・ザ・セットに挑む理想的な形に持ち込んだ。しかし、ここでブレークされ、タイブレークに持ち込まれる。

 タイブレークは一進一退で5-5まで進んだが、そこで池田が長いラリーを粘り強く制して2ポイントを連取。大逆転で第1セットを奪った。

 ここで雨が強くなり、室内コートに移動。選手たちは雨で濡れたウェアを着替え、20分ほどの中断を挟んでからゲームは再開された。

 第2セットはお互いサービスキープが続き、坂川が3-2リードから池田のサービスゲームをブレーク。続く自身のサービスをラブゲームでキープした坂川が勢いに乗って第2セットを奪い、ファイナルセットに持ち込んだ。

 ここで池田は肩の痛みを訴えて治療を受け、ふたたび数分間の中断を挟んでから再開。池田が2-2から相手のサービスゲームを2連続でブレークしてリードを奪い、地元の大歓声の中で自身初の全国タイトルを手にした。

「最初は初めての決勝戦で緊張していたけど、0-4から1ゲームを奪ってから自分のスイッチが入り、どんどん自分のテニスを出せるようになった。地元で皆さんの応援が力に変わった」と池田は自身の背中を後押ししてくれた地元の声援に感謝した。

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 海外派遣選手には優勝、準優勝の男女4人に加え、男子が3位決定戦を逆転で制した藤原智也(東山高等学校/京都)と4位の齋藤惠佑(グローバルプロテニスアカデミー/埼玉)、女子も3位の中島美夢(相生学院高等学校/兵庫)と4位の斉藤唯(Team Satellite/東京)に決まった。

(テニスマガジン/編集部◎池田晋)

最終更新:4/9(日) 10:30
THE TENNIS DAILY