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【WRCフランス】2日目:ミーク無念のリタイアでヌービル首位。ラトバラは表彰台まであと1歩

4/9(日) 11:45配信

motorsport.com 日本版

 4月8日(土)WRC第4戦ツール・ド・コルス(ラリーフランス)2日目が行われ、ヒュンダイのティエリー・ヌービルがトップタイムを記録した。

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 午前のセッション(SS5とSS6)では、初日ラリーをリードしていたクリス・ミーク(シトロエン)が引き続きトップタイムだった。しかし、ミークのマシンにはSS6でエンジントラブルが発生。このSSを9番手で走り切ったものの、その後ミークはリタイアしている。

 一方、ミークの25.8秒差で2日目をスタートしたヒュンダイのティエリー・ヌービルはタイムを伸ばし、フォード・フィエスタに苦戦するMスポーツのセバスチャン・オジェを圧倒。ヌービルはオジェに9.7秒差つけて総合2番手についた。

 また、シトロエンのステファン・ルフェーブルがSS5でクラッシュを喫したため、シトロエンで残るのはクレイグ・ブリーンだけとなった。

 ミークが去った午後のセッション(SS7とSS8/SS5とSS6のリピートステージ)では、ヌービルが変わってラリーをリードした。

 SS7ではオジェがSS首位となり、ヌービルに6秒差つけることができたが、48.71kmのロングステージであるSS8でオジェは、ギヤシフトのトラブルを抱えた。オジェのマシンは前輪が駆動しなくなるも、なんとかフィニッシュラインを横切った。

 オジェがマシントラブルに苦しむ中、ヌービルはSS8区間で最速をマーク。2ステージでオジェから38.9秒リードを伸ばした。

 ヒュンダイのダニ・ソルドは、オジェから18.8秒遅れで総合3番手につけている。ソルドは「SS8でかなり巻き返すことができた」と語ったが、ヌービルからはすでに約1分差である。

 トヨタ陣営は、セッティングとドライビングのアジャストを行いながら、着実に走行を重ねた。

 シトロエンのふたりがリタイアしたため、ヤリ-マティ・ラトバラがトップと1分9秒差で総合4番手に浮上。SS6後のサービス中にラトバラはエンジニアと相談し、リヤ・ディファレンシャルを調整したところ、ヤリスWRCのハンドリングは向上した。これでラトバラはSS7で2番手タイム、SS8で3番手タイムを叩き出し、大幅にペースアップすることができた。

 走行後のラトバラは次のように語った。

「日中のサービスで実施したいくつかのセッティング変更により、クルマは大きく変わりました。そのため午後の2本のSSでは運転がとても楽しく感じられ、思い切り攻めることができたので良い気分でした。午後の再走ステージは、道に泥や砂利がかき出されていたため注意深く走る必要がありましたが、それでも午前中よりもクルマが良くなっていたので自信を持って走る事ができました。また、午前中のSSではあまりフィーリングが良くなかったブレーキングに関しても、改善されました。明日の最終日に向けて良い位置につけているので、最後までしっかりと走りきることを目指します」

 また再出走を果たしたユホ・ハンニネンもSS5で2番手タイム、SS6で3番手タイムを記録した。現在ハンニネンは総合34番手でトップから35分07.8秒差つけられている。

 WRC2のアンドレアス・ミケルセンは、シュコダ・ファビアR5でWRC2トップを独走。WRC2総合2番手に1分差以上つけ、WRCクラスのヘイデン・パッドン(ヒュンダイ)に5分半ほど遅れて、総合8番手に立っている。

 また自身のチームでWRC2にスポット参戦しているステファン・サラザンは総合9番手でトップ10圏内に入った。

 ツール・ド・コルス最終日は、計2本のSSを予定しており、日本時間4月9日14時58分よりスタートする。

※コメントはTOYOTA GAZOO Racing Newより抜粋。