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【F1中国GP】決勝詳報:メルセデスのルイス・ハミルトン今季初優勝。2位のベッテル寄せ付けず

4/9(日) 18:08配信

motorsport.com 日本版

 4月9日(日)、F1第2戦中国GPが上海インターナショナル・サーキットで行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが優勝を果たした。

2017年F1第3戦中国GP決勝のリザルト

 視界不良のせいで金曜日のフリー走行がほぼ赤旗となり走行できず、土曜日には1時間のフリー走行3回目の後に予選が行われた。

 悪天候と予測された決勝日。朝には霧雨が降ったものの午後にはそれも止み、ウエットとドライの混合コンディション。気温12度で天候は曇り、路面温度は15度の中、レースがスタートした。

 ほぼ全車がインターミディエイトタイヤでグリッドについたが、トロロッソのカルロス・サインツJr.のみスーパーソフトタイヤを選択した。また、ルノーのジョリオン・パーマーはフォーメーションラップを終えたタイミングでピットに入り、ドライタイヤに交換。ピットレーンからのスタートとなった。

2連続のセーフティカー

 スタート後の第1コーナーは混戦にはならなかったものの、5番手スタートのダニエル・リカルド(レッドブル)が4番手のキミ・ライコネンをオーバーテイク。

 ウイリアムズのランス・ストロールは10番グリッドからスタートしたものの、ターン10で内側に入ってきたセルジオ・ペレス(フォースインディア)と接触しスピン。そのままコースオフして、グラベルに入ってしまった。ストロールはこのグラベルにはまってしまい、そのままリタイア。ストロールのマシンを回収するため、バーチャルセーフティカー(VSC)が宣言される。一方のペレスは右フロントタイヤをパンクさせたため、ピットインした。この接触は審議対象となったが、ペレスにペナルティが科されることはなかった。

 VSCの中、ベッテルがピットインしてソフトタイヤに履き替えた。彼は、16番グリッドスタートから一気にポジションを上げ、さらにタイヤ交換を選択しなかったために5番手までジャンプアップしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の背後でレースに復帰した。

 4周目にVSCが解除され、レースが再開した直後、ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィがホームストレートで単独クラッシュした。ジョビナッツィのマシンの右側は大破し、メインストレートの中央でストップ。この回収のために再びセーフティカーが出動した。

 このセーフティカーのタイミングで、多くのドライバーがインターミディエイトからドライタイヤへ履き替えた。また7周目で2番手を走行していたメルセデスのバルテリ・ボッタスがスピンし、大きく順位を下げ12番手となった。

 なお、メインストレートがジョビナッツィのマシンとその破片で覆われていたため、セーフティカーが先導する隊列はすべてピットレーンを迂回した。つまり、この間にタイヤ交換を行えば、ロスタイムはほとんどゼロに近くなるということを意味したため、VSC中のタイヤ交換を思いとどまったドライバーたちは恩恵を受けることになった。

 7周目の終わりでセーフティカーがトラックを抜け、レースが再開。その直後にフェルスタッペンがライコネンを交わして3番手へ浮上。一方のライコネンは、「パワーが出ない」とチーム無線でマシンの不具合を知らせた。

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