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【F1】ベッテル「セーフティカーで僕のバトルの流れが変わった」/中国GP

4/9(日) 20:33配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、VSCの後にセーフティカーが出たのは不運であり、ここからハミルトンとのバトルの様子が変わったと話した。
 
 中国GPの決勝レースでは、オープニングラップでランス・ストロール(ウイリアムズ)が他車との接触によりグラベルに捕まってしまい、バーチャルセーフティカー(VSC)が宣告された。その間にベッテルはピットへ入り、ソフトタイヤに履き替えた。しかしVSCが解除された直後、ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィがクラッシュしセーフティカーが出動した。ベッテルは、VSCの間にタイヤ交換を行ったドライバーの中で先頭を走っていたが、ここでセーフティカーが出たおかげで、ベッテルより前を走るドライバーがポジションを落とすことなくタイヤ交換を行うことが可能になった。

【写真】お互いを称えるベッテルとハミルトン。ふたりは口を揃えて「レースを楽しんだ」と話した

 ベッテルはソフトタイヤを履いてアドバンテージを得ることができると考えていたが、セーフティカーのせいでそれが不可能になった。そして彼はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ダニエル・リカルド(レッドブル)、そしてチームメイトのキミ・ライコネンらの後ろを走ることになった。

 ベッテルは、この時に優勝したルイス・ハミルトン(メルセデス)とのバトルが変わった、とほのめかした。

「インターミディエイトタイヤのデグラデーションが大きかったことには気がついていたし、トラックの所々で路面がドライになっていたこともわかっていた。リスクを取ったことには満足している」と早めのピットインについて話した。

「でもドライタイヤの方が速いと感じた時にセーフティカーが入ってきて、僕はポジションを落としてしまった」

「レースに勝てる資格のある人が勝つものだ、と思ってレースをしていた。どのレースでもみんなそう考えている。ルイスが一番いい仕事をしたけど、セーフティカーが出て僕たちは少し不運だった」

「みんなわかっているけど、ここから長いシーズンが続く。僕は彼よりももっと仕事をしなければいけない」

 ベッテルは29周目に2番手まで順位を上げると、その後はハミルトンとのバトルを楽しんだが、ハミルトンを脅かすほど接近することはできなかった。

「彼を追い詰めようとしてけど、最後の数周で平均タイムを聞いて、難しいと思った。彼ら(フェラーリのスタッフ)は解決策を思いついたと言ったけど、それは0.5秒以上速く走るというものだったよ」

「彼がミスをした場合を考えてプッシュし続けた。サイド・バイ・サイドのバトルにはならなかったけど、僕たちはレースをしているということを考えて、とても楽しかった」

「ペースでは争えていたと思う。時には彼の方が速かったり、僕の方が速かったりということもあった」

 またハミルトンもレース後、接近したレースを楽しめたというベッテルに共感した。

「一言で言うなら、非常に接近したバトルだった、ということだ」

「彼が1分35秒6で走り、僕が1分35秒8で走っていたラスト10~12周は、タイムを争うのが厳しかった」

「それ以外にも、彼の方が速かったこともあった」

Edd Straw