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【スーパーGT】優勝した37号車の平川亮「レクサスは調子良い。今のうちにポイントを!」/開幕戦岡山決勝

4/9(日) 22:09配信

motorsport.com 日本版

 スーパーGTの2017年シーズン開幕戦、岡山で優勝を果たした#37 KeePer TOM'S LC500のニック・キャシディと平川亮は、優勝会見でチーム全体が大きなミスなく良い仕事をしたとレースを振り返った。

【写真】表彰台どころか、トップ6がレクサス勢に独占されたGT500クラス

 スタート前からポールポジションの#8 ARTA NSX-GTを含め、4台のNSX-GTがストップするなど、波乱の幕開けとなった決勝。レースが始まると、3番グリッドだったキャシディのドライブする#37 KeePer TOM'S LC500は、8号車が消えたことで大嶋和也の#6 WAKO’S 4CR LC500の1台のみに狙いを定めた。タイヤも暖まらないうちから積極的に仕掛けたキャシディは、ヘアピンでブレーキスモークを上げながら6号車のインに飛び込み、トップに浮上した。

「本当に信じられない。スタートが狙い通りだったのですごく嬉しいよ」とキャシディ。

「テストから良い結果が期待できるという自信があったし、チームメイトの平川がここ(岡山)で速いことはわかっていた。昨年と比べて自分も成長し、どんどん自信がついてきて、開幕から『いってやろう』と思っていたので、思い通りだ」

 レクサス勢の中では早めにピットインを済ませた37号車だったが、ピットインのタイミングや作業時間の関係で6号車(アンドレア・カルダレッリ)ばかりか、#38 ZENT CERUMO LC500(石浦宏明)、#36 au TOM’S LC500(中嶋一貴)を抜いていかなければならなかった。

「3台が前にいて、なんとか抜かなきゃいけなくて、それが結構タフでした。特に36号車は、僕がバックストレートにいるときにピットから出てきたので、かなり抜くのが大変でした」と平川は語った。

 他車のストップなどで黄旗も振られる中、なんとかトップに立った平川だったが、選択したタイヤがコンディションに合っておらず、苦しんだという。

「僕たちが後半選んだタイヤは固すぎて、うまく機能していなかったんで常に6号車が後ろにいるような状態でした。途中セーフティカーもあって、周回数が減った分少し楽になりました。運も味方してくれたし、チームとニックが良い仕事をしてくれたと思います」

 レースのキーポイントを訊かれたふたりは、どちらもチーム全体の仕事を称えた。

 キャシディは「みんながパーフェクトな仕事をした。レクサスは完璧なクルマを用意したし、チームは素晴らしい仕事をした。自分も去年と比べると自信がついてきたし、そういうパワーすべてが一つになった。開幕戦のパフォーマンスに満足している」とコメント。

 平川も「タイヤの選択とかセットアップでダメな部分はあったんですけど、大きなミスなくチーム全体やレクサス、ブリヂストンといった全部が良い仕事をしたおかげです」と述べた。

「一番良いスタートを切りましたし、レクサスは調子良いので今のうちにポイントを取りたいです。過去2年は途中で取りこぼしが多かったので、今年はそこをうまくやっていきたいです」

 キャシディは、昨年熊本地震の影響を受けて中止になったオートポリスでの第3戦について、意気込みを語った。

「これからもベストを尽くしたい。これからマシンは重くなっていくけど、チャンピオンシップを獲得するためには良いこと。オートポリスは初めてなので大きな挑戦にはなると思うけど、それに向けて頑張りたい」

松本和己